続)あれから1年

続きです。
http://vtotai.blogspot.com/2008/09/blog-post_22.html
やっぱり長くなってしまったけど『あれから1年』日記は、今回で”一応”書ききりました。


<<講習会当日>>
早めに着替えを済ませ道場で待っていると、着物姿の先生が登場。
私の緊張のせいか会場の雰囲気がピリッと変わったように感じた。

しかし始まってみると、参加者が先生を囲む。先生が自由に話す、技をかける、
質問を受け付けるといった参加型の流れで進むせいもあって、すぐに講習会の雰囲気に溶け込めた。

今回の目標を確認。
・何でもいいから技を受ける。
・『手乗り文鳥』をリクエストする。

最前列で見ていたら、幸いにも先生が指名してくれて、目標の1つである技の体験は難なくクリア出来た。
記念すべき初体験の技は、、、忘れてしまった。
覚えていそうなものだが、我ながらちょっとショック。やっぱり緊張していたのかなー。
当時のメモからすると起こりのないパンチを体験したようだが、なぜか記憶がない。

残るは『手乗り文鳥』のリクエスト。
こちらも講習会の途中で先生が『なにか、、、あれば。』(小声)と言ったのを聞き逃さずにすかさずリクエスト。
(その後何度か講習会を受けているうちにわかったのだが、普段『手乗り文鳥』という技の名前は使っていない。)
今思えばリクエストしてから技が出てくるまで少し時間があった気がする。
とにかく初参加の目標は2つとも達成出来た。
予習はしておくものです。

技を受けた感想は下に書きますが(※)、はたから見た感じ私の反応はおそらくDVDに写っている方々と同じ「???」とか「!!!」だったと思います。
この日は他にも先生の長男の陽紀さんと話をしたり、
のちに別の稽古会などで顔を合わすようになるTさんと稽古したりして充実した時間を過ごすことが出来た。

あっという間に講習会は終了。
家に着いてすぐに次の講習会の予定をチェックした事を思えば、その楽しかった程度が自分でもよく分かる。



それにしてもこの後の一年間で何度も講習会に出たり、技の一端を体現すべく稽古するようになるとは、この頃は想像もしていなかった。
何より素敵で刺激的な方々と次々と出会う事になろうとは、全く人生先のことはわからないものだとつくづく感じます。

しかしこの講習会が『はじまりのはじまり』だとしたら、2ヶ月後の2007年11月は『本当のはじまり』と言えるかも知れない。
というわけで実はまだ続くのですが、ひとまずおしまい。
やはり1年後にあたる11月になったら書くかも知れません。


※『手乗り文鳥』
サッカーなどの競り合いで相手の力を利用して前に出るという技。
実際に受けた感じは、
・競り合いの形から前に出ようとする自分の力は先生の肘あたりで吸収されてしまう。
・その結果として、自分が先生を押してあげているような感じになって置いて行かれてしまう。
競り合えないのである。
こんな競り合いがあるとは!サッカーを趣味程度ながらも18年続けていたが、こんな感触は初めてだった。
ちなみにこの技を何度も受けている人は競り合うとやられることを学習するので、
開始と同時に(競り合わずに)一緒に走り出すようになります(笑)



<<おまけ>>
初参加時のメモ。
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受けた技
・起こりの無い拳
・肩での競り合いで崩す
・手乗り文鳥
・腕を掴みに来た所を払うがはらえない。

試した技
・楽にたつ。しゃがんだ状態から腰を10cm上げてストンと落とすと反動で楽に立てる。真っ直ぐに落とす事。
・介護関係の技。長座の相手を起こす。添え立ち。陽紀氏にやって頂き、同じ方法で試す。
・正座からスムーズに立つ。膝を拍手するように打ち合わせるのと状態が前傾する動作を
タイミングを合わせて行うとスムーズに立ち上げることが出来る。
床との摩擦が大きいとやりづらい。

教わった技
・足裏の垂直離陸(歩く)※互の目歩きは効果がないらしい!前足を一度足踏みすると良い。
・ジャンプして回る。ただし、上方向には跳ばないように。

見た技
・腕を両手でつかまえせて、そのまま相手を崩す。
・両手を払わせる場面で払えなくさせる。

受けた感覚
・痛くもなく、かゆくもなくただ崩れた感覚。
・触れた箇所は固くなくゴツゴツしてもいない。少し張っている程度。

陽紀氏
キックのこつ(?)ももの筋力を使うのではなく、足の付け根の関節を曲げるだけでよい。
はじめはただぶらぶらぶらと、徐々に速く。
・歩くとき、何も意識しないのと同じように垂直離陸も自然体。

キーワード
・止めるの繰り返し
・2本足は極めて不安定
・居つかない。
・意識が変わることも要素の1つ
・起こりがない。
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