成長株ー!@第4回 骨盤おこしセミナー


『骨盤おこしトレーニング』
7月に参加した第1回のセミナーから続けている骨盤おこしトレーニング。
第4回のこの日も、これまで続けてきたトレーニングの方向が間違っていないか確認してもらうのが大きな目的。
第3回の日記にも書きましたが、間違ったトレーニングは身体を壊すだけですから。

盛りだくさんな内容になってしまいますが、1つずつ書いていきます。


ちょっと遅れて参加。
セミナー初参加の方、1人1人に骨盤をおこした位置を説明する中村先生。

一巡した後の質問タイムで中村先生に私なりの骨盤おこし全開をみて頂く機会があった。
・(スタート位置)正座。骨盤を後傾させ、胸椎を猫背気味に曲げた状態。
・胸を出すのと同時に骨盤をおこしていく。
・腹圧をかけて、胸を意識できる限り出していく。

すると、中村先生に『いいじゃないですか。変わりましたね!さすが成長株!!』なんて言って貰えた。
事前に『褒めるとのびるタイプ』だと伝えておいたのが良かったか、照れるくらい褒められた。
最後に『まだまだいけますから、頑張ってください。』と言われかなり良い気分。
第1回の頃の私を知る、中島先生、S水さん、Iさん達は特に驚いてくれて、それがまた励みになります。
世界同時株安なんのその。がんばるぞー!!


セミナー前に書いた日記の流れで、『持ち上げる』がテーマになった。
古武術介護で知る人も増えてきている『添え立ち』を中村先生の前でやる事になった。
S水さんに受けてもらい、(私なりの)古武術介護バージョンと骨盤おこしバージョンの2つをやった。

前者は動き始めの力みを避ける為、自分と相手の重さを利用して動く。
具体的には、
・やや後ろ方向に倒れる力をきっかけに動き出す。
・このままでは後ろに倒れてしまうので倒れかけながら立つ。
この時は少し後ろに下がってしまったが、腰に負担を感じる事はなかった。これはこれで楽。
後者は、
・骨盤をおこして、胸を出す。
・さらに腹圧をかけて隙間が出来ないようにして、ただ真っ直ぐ上に立つ。
これも楽。骨盤をおこしているので腰だけに負担が片寄らなくて安心感がある。
楽は楽だったが腕と背中に少し力感があった。
中村先生の指摘でまだ後傾していた骨盤をおこして再度やってみると、さらに楽に立つ事が出来た。
受けて頂いたS水さんの日記によれば、中村先生のと比べると私のは引き上げられる感じがあるとの事。
このあたりは、私より『添え立ち』が上手な方の感触とも比べて欲しいところです。
ただ私も中村先生のを受けたが、S水さんと同じく、優しくすーっとあがっていく感触でした。
さらに注目すべき点は、受け手(被介護者)の体勢を骨盤がおきるように変えると、さらに立ちやすくなるところ!
これはこれまでの古武術介護では言及していなかったのでは。
※ここで説明している古武術介護バージョンのやり方は、この日私がやったやり方です。
後ろに倒れない方法など他にも色々あるので、そのうちの1つだと理解して下さい。
実はもう一丁、これはうまく行きませんでしたが、『左足で1本で立ち上がる』というアドバイスがありました。
中村先生の『添え立ち(抱き上げる)』中に右足の下に手を入れてみると、体重がかかっていない!!
80Kg程度までなら片足で十分だそうです。


この日は他にも『開脚』について質問した。
座った状態から足を開いて、身体を前に出すあれです。

前回までのセミナーでやり方は聞いていたのだけれど、痛いのが嫌でこれまでほとんどやらなかった。
『成長株』の一言でおだてられた勢いで聞いてみたのでした。
中村先生に「どうぞ、やってみてください。」といわれ、ドキドキしながらやってみる。
開脚というより、長座から少し足を開いた程度で座るとこの時点で骨盤が後傾しまくりなのが、自分でもよくわかる。
やり方だけは以前のセミナーで聞いていた。
・足首を背屈させ、足指をぎゅっと握り、身体を前に倒していく。
・骨盤をおこす方向に、胸を出しながら、、、、倒して
、、、いきたかったが、
ほとんど動いていない位置にも関わらず足の付け根が痛くなり、
(これ以上はちょっと無理かな)という感じがしたので、『もう限界を感じます。』といってみた(笑)

すると予想通り(?)中村先生から、
『まだいける。』
『まだまだ、もっと!』
『このあたりまで伸ばして来て下さい(私には遥か先に見える)。』
結局、さすがにこの場では大きな変化はなかったが、この骨盤おこしトレーニングでの『開脚』は、股関節を正しい方向に動かすという方法をトレーニングする為、
トレーニングを進めるうちに徐々に出来るようになるのではなく、突然『出来る』ようになるとの事。
だから、教えてすぐに出来てしまう人もいるというのだ!


他にも日記に書ききれない程たくさんの収穫があった。
書ききれないのであと少しだけ、書きます。

セミナー後にいった喫茶店で、中村先生に『私が開脚を出来るようになるとしたら、自分にとっては本当にとんでもなく凄いこと。』という話をしたら、
『股関節の稼動域はまだまだそんなものじゃない。』
中村先生が続けて言うには、
『この先には『別世界』とも呼べる変化が存在する。』
との事。
このトレーニングを始めた頃からすると、既に自分でも自覚出来る程の変化を感じているのだが、さらに『別世界』とは!?
自分なりの行けるところまで行ってみたい。

『開脚』(痛いからちょっとずつ)やってみます。


これまでやってきた内容が気になる方で長文でも大丈夫な方は以下の日記を見てください。
・第1回 骨盤がおきる位置を確認する。
http://vtotai.blogspot.com/2008/07/am-pm.html

・第2回 骨盤をおこす+胸を出す+鼻緒を摘む
http://vtotai.blogspot.com/2008/09/blog-post.html

・第3回 続けてきたトレーニングの方向を確認
http://vtotai.blogspot.com/2008/09/blog-post_29.html


ところで写真は日記とは全然関係の無い、新富町『キッチンスイス』の元祖カツカレー。
中島先生の日記をみて、食べたくなって行って来ました(笑)
何年か前にも一度食べましたが、カツが美味しくなってました。

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