あれから一年(その2)

初めて甲野先生の講習会に行ったのが2007年9月17日の綾瀬(東京武道館)(※)。
初めて稽古会というものに行ったのが2007年11月3日。
今月でちょうど一年。
振り返るには短すぎるけど一年の区切りとして、
当時のメモを見ながらちょっとだけ振り返ってみようと思います。

その記念すべき初稽古会は半身動作研究会@明石町。
中島先生主宰の稽古会です。
某SNSで甲野先生関係のコミュニティ繋がりで色々な稽古会のお誘いを頂いて、
通勤定期で通えるという理由で参加してみることにしたのがここでした。


9月から稽古会参加までの2ヶ月間、自宅で一人稽古をやっていたが、よりによって(?)
一人稽古のテーマにしたのが、DVDでもことさら言われていた『垂直離陸歩行』。

はっきり言って、どこら辺が出来てどこら辺が出来てないのかわからなかった。
分からないながらも家の中で足をゆっくり床につけたり離したり。
何度もDVDを見たり。本で確認したり(全然わからない)。
妻に「変なの」と言われたり。
このあたりは、今でもたいして変わっていませんが(^_^;)
とにかく、何か稽古の手がかりが得られればと思って参加したのが半身動作研究会@明石町でした。


実際に参加した感想は、『何もいえねー』というような興奮状態。
何しろDVDで観て、本で読んで、講習会に参加して、一人で稽古をやってみても『???』だった甲野先生の技。
それをわかりやすく解説しながら体験させてくれる人がこの世に存在するとは!
しかも、自分がかける側として技の一端を体験して帰れるとわぁぁー!!!
中島先生、すごくなさそうなのに(すいません)すげー!
てな感じで純な成年を洗脳するには充分過ぎる体験が出来たのでした(笑)
稽古のテーマが、講座からの2ヶ月間わけもわからずやっていた垂直離陸にからむ『歩法』だったことも大きいと思われます。
家に着いてから妻に向かって習った歩法で歩いていったのを覚えています。


この日の体験は私にとって全く新しい世界に足を踏み入れたとも言っていいのではないかと思います。
今はごく自然に過ごしていますが、1年前の自分が聞いたらさぞかし驚くだろう体験を数多くさせてもらっております。
実際、このきっかけがなければ大先輩を含む稽古仲間の方々との交流もなかったし、
システマ、柔術研究会、杖道、骨盤おこしの体験もなかったし、
フルート、お芝居、ボクシングとも無縁だったと思います。


この日記を書いていたらなんだかあらためて感謝の気持ちがわいてきました。
自分の日記に書くだけでは伝えられない方もいらっしゃいますが、皆さまいつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m

それから、先日中島先生が言った『恵比寿でもけっこう不思議なことをやっているんですよ。』が、
急に実感できるようになってきました。
ちょっと麻痺していたようです(笑)
不思議なことやっていますよねー。


長くなりそうなので記念すべき初参加の話はまた今度、、、


※日記 あれから1年

※日記 続)あれから1年

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