まかせる@半身動作研究会

先週末の半身動作研究会の話。


■動く状態@肘
手を掴まれた時、肘が自由に動く状態であること。
何かしようとするのではなく、なるように動けるような状態であり続けること。
この状態で動くことが出来れば、勝手に技になる。
技などいらないと言いたくなりそうになるが、この状態になるのが大変。
何が大変かというと、(自分なりに)良い状態になっているときは、何もしていないような感じになってしまうので、
また成功したいと思って、再現しようと試みたときに手がかりとなるものが残っていないのだ。


■骨盤おこし登場
詳細な手順は省くが、腕を伸ばすときに肘を動ける状態にするには、力こぶが身体の正面を向くようにすると良い。
これだけでずいぶん肘が動けるようになり、技として効いてくる。
骨格として楽な姿勢がリラックスに直結するという1つの例になると思う。


■まかせる
腕を掴まれた状態で前傾する。
前傾により腕は前に出ようとするが、相手に掴まれているので出られない。
肘が動く状態にしておくとこの時点で相手が崩れ始める。
私にはどうも難しい。
見た目を真似しようとして前傾と同時に肘を引いてしまい、
パントマイムのような1人での動きになってしまう。
離陸の時はパントマイムが良かったのだけれど、
この場合は相手に何も伝わらなくなってしまうので駄目みたいだ。
肘が動くのにまかせるというのが大事。
「そのままにする」というよりも「まかせる」と思って動いたほうが私には合っているようだった。


■もっとまかせる
この日の稽古ではなかったが、『正面押し』で、「自分が後ろに倒れるつもりで手を伸ばすと相手が倒れる。」と説明されているのを聞いたことがある。
身体ごとまかせてしまうということだろう。
肘も身体も肩も胸も腰もすべてまかせきることができたら、、、
何もしないダラケた人間が出来上がる?!


この日はこの後のシステマ□(スクエア)セミナーとのはしご。
次の日記はシステマ日記!

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