システマ「超」ショートカット

都合により不参加だった前回のシステマショートカット。
セミナー後の打ち上げに合流し、最後にインストラクターの北川さんに挨拶したところ、
プチセミナーをやってくれた。

真っ直ぐと呼吸によるリラックス。
私が取り組んでいる「骨盤おこし」の”真っ直ぐ”をシステマにあてはめてみようという北川さん@ほろ酔いの提案。
「ちょっといいですか?」
きたろうさんが私の身体をグッグッと押してくる。
「いいじゃないですか!」
おお、なんだかわからないが褒められた。
「骨盤おこしをやっていればそのままシステマをやっているようなものですよ。」とは北川さんの言葉。

私の場合、姿勢を作ることによる緊張がはしってしまうのでそれを呼吸で取り除いてから検証。
■ストライク(パンチ)を受けることによる検証。
”バシッ!”
北川さんの拳が姿勢を真っ直ぐにした私のおなかをとらえる。
結構いい音がしたが、私のほうは何ともない。
一方、骨盤を後傾させた状態で受けた場合は、後ろの壁に倒れかかるほど崩されてしまった。
北川さんは同じ強さでパンチを打っているにもかかわらずこの違い。

■拳を押し込まれることによる検証。
”自分が真っ直ぐでリラックスできていれば相手のパンチは自分の中心から勝手に逸れる。”
今度は北川さんが私の腹部に拳を押し込む形での検証。
骨盤後傾で受けるとそのまま押し込まれて崩されてしまう。
一方、骨盤おこしでの真っ直ぐな姿勢で受けると押し込もうとした北川さんの拳が左右に流れていき、
私の身体は全く崩されない。

■ナイフを突き立てられることによる検証。
「ナイフでも同じ」と北川さんがトレーニングナイフを取り出した。
ナイフの先端が私のお腹に押し当てられている。
すると私に緊張が走ったせいで”真っ直ぐ”が保てない。ナイフがグイグイ食い込んでくる。痛い。
「呼吸でリラックス。」と言われ、やってみると今度は左右にナイフがそれていく。

■システマのくねくねした動きについて
何というか、システマの左右にいなすような柔らかい動きは、
意図的に身体を操作しているものだと思っていたのだけれど、
どうやら本質はそうではなく、自分が真っ直ぐを保っていたら相手の方が勝手に崩れて左右にそれていく。
という事のようだ。
それ始めた相手の動きを貰うようにした結果、相手をいなすような格好になるということか。
ずいぶん勘違いをしていたことになるが、勘違いしてクネクネ(一応関節の動きにそった上で)していただけでもそれなりに効果があがるのだから、質的転換を得るというのは簡単ではない。
なんかこれだけでも、すごい理解が深まった気がする。
システマ超ショートカット大成功?!

■まっすぐは強い
そうそう、真っ直ぐが強いということをはじめに確認したのだった。
拳で相手に寄りかかるようにして、触れる。
この状態から相手への圧力が変わらないようにキープしつつ、自分が真っ直ぐになるとさらに一段階相手押し込むことが出来る。

■システマ超ショートカットのまとめ
いろいろと繋がってきたのでまとめ。
・自分は真っ直ぐ
・自分はリラックス
・緊張は呼吸でほぐす

まとめてしまうと、今まで言われていた通りになってしまうのは本質的なところを目指して稽古できている証拠かもしれない。
次はセミナーに参加したい!!

コメント

匿名 さんのコメント…
とてもためになりました
空気投げ研究家 さんの投稿…
匿名さん
コメントありがとうございます!
ブログの内容はあくまで個人の感想ですが、何かのヒントになれば幸いです。