重さUP!@システマアプリケーション

全4回のショートカットシリーズを経て(って、全部参加したわけではないですが)、次のシリーズ「システマアプリケーション」(全4回)が始まった。
今回参加したのは、その第1回。
「重さ」と「波」に関する理解を深める回でした。

「波」は普段の稽古(ためない、うねらない、ねじらない)のせいか、感じを掴みづらかったけど、
途中で(順番に伝わるけどタメをつくるわけではない)と理解してから良い感じでトレーニング出来るようになった。
「重さ」は今回とっても身体が理解してくれた感触。特にストライクは確実に重くなったと思う。。
システマ経験のある方(今回は全員が経験者でしたが)と組んだ時に、
”肘が拳よりも先に落下しきってしまうことによるブレーキ”に気づけたのが大きい。
”塀から一気に落ちるか、階段を転がって落ちてくるかの違い。”と指摘して頂いたが、
実際に言われたその場で「重さ」にはっきりと差が出るほどの変化があった。
これを自分で気づくのは相当時間がかかっただろうなぁ。
当たり前の事かもしれませんが、私にとってはすごい収穫でした。

ゆっくり丁寧にやるって大事ですね。


後はトレーニングメニューのメモ。
■共通事項
ゆっくり、丁寧にー!!!

■呼吸にあわせて動く
緊張とリラックス
・歩く・走るを呼吸にあわせて。
・緊張リラックスを歩く・走るの呼吸にあわせて。
・呼吸は吸う・止める・はく。
・吸って緊張、止めて確認、はいてリラックス。

■重さ
姿勢の変化、緊張からリラックスへの変化による重さの違い
・緊張で持ち上げてリラックスで落とす。落下時に自分の重さを感じる。
全身、上半身、首、肩、腕、肘、拳、胸、腹
・緊張からリラックスの変化で相手の重さを感じる。
後ろから持ち上げて。
・緊張からリラックスの変化・姿勢の変化で相手の重さを感じる。
プッシュアップの拳によるマッサージで。

重さを感じたまま動く
・でんでん太鼓で腕を振り回す。
・でんでん太鼓で振り回す腕の重さでウロウロする。

重さで相手を崩す
・片手で触れたところに重みをのせる。重みに相手が反応して、緊張したところをもう一方の手で触れて崩す。

重さを相手にぶつける
・でんでん太鼓で振り回す腕を相手にぶつける。
・挙げた手を落下させながら相手にぶつける@掌。
(この日最大の気づき(指摘)はこのメニュー)
・挙げた手を落下させながら相手にぶつける@ストライク。
(ストライクが重くなっているのを実感!!音でいえばペチンからドンに変わった。)

■波
・自分の身体で波を発生させて、それを伝えて感じる。
両足から指先まで(腕から前方向へ)
両足から指先まで(腕から横方向へ)
両足から指先まで(腕から上方向へ)
右手から肘・肩・右胸・左胸を伝って左手へ。その逆。
両足から右手へ、右足から右手へ。その逆。
身体の前、後、中を伝わる波の違いを感じる。
・自分の身体で発生した波を相手に伝える。
自分で波が完結していたような動きになっていた。相手を感じて、相手に伝わる波まで感じようとしなっくては。
両手(片手)を掴まれた(掴んだ)状態で、足で発生させた波を腕を通して相手に伝える。
自由な格好で相手に触れたところから波が伝える。このときは重さも伝わるように動く。

■波の種類
最後の質問タイムで教えてもらった。
・自分の身体で起こした山・谷が相手に伝わっていく波(体術)
・衝撃波のように同心円上で伝わっていく波(ストライク)

■相手の動きをもらって動く
「楽をしたいから。」はセミナー後の北川さんの言葉。
これがシステマの動きの特徴でしょう。
・2人組で立って向かい合い、相手の動きを貰って動く。
・2人組でグラウンド。止まらないで動き続ける。
Rさんと。重かったけどリラックスして動き続けられた気がする。
・3人組でグラウンド。Rさんともう一方と。
・全員でグラウンド。はじっこの安全なところでゴロゴロとリラックスできた(笑)

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