股割り途中経過@構造動作トレーニング

開脚して骨盤をおこす。MATAWARI最初の壁である。
しかし、この準備段階は以前よりだいぶ良くなってきた。

次は前へ。

「まず腹をつける。」
といわれるが、これが遠い。

(その前に肘をつけよう。)
あくまで「前へ」いった結果、肘がつかなくてはならない。
背中を猫背にして肘をついても目的を考えれば無意味だ。

さて、8月半ばに気づきがあり、股割りが進化中である。
といっても何か新しいことを編み出したわけではない。
中村先生が言う「親指使いすぎ」をあらためて見直したのである。
これは立位や歩行時に言われることが多い説明だが、
股割りでも有効なようだ。

骨盤をおこした状態で開脚が出来るようになったら、
そこから前傾を行うが、次にあらわれる壁が腹圧である。
腹圧が抜けた状態で前傾するとお腹がおれ曲がってしまう。
お腹が折れると腰椎から曲がってしまい、いくらがんばっても腹は床につかない。
何とか腹圧をキープすると背中が曲がらなくなってくる。

腹圧がかかってくれば、そのまま前傾してお腹をつければ良いということになる。
もちろん以下も忘れずに。
・踵を背屈でキープ
・胸を前へ
・下を向かない
・腹圧!!

途中、左右に偏りがでる場合があるので、テンションの抜けている方に重心を移動する。
さて、ここまでやって腹はだいぶ床に近づいてきたが、感覚的にはまだまだ遠い。
つかないということは、前傾の途中でどうにも前に行かなくなる点があるということだ。

ちょっと前までは、この先は「気合い」しかないと頑張っていたのだけれど、
どうも「気合い」にも限界が見えてきた。
前々回のセミナーで「小指が足りない。」というアドバイスを受けてから、小指側を思い切り握るようにしてトレーニングを続けていた。
そうしていると、「まだまだ親指を使いすぎているなぁ。」という感覚が出てきた。
その感覚に従って親指を使わないようにしてみると、
前傾がもう1段階進んだ。
なんと肘がつくようになったではないか!
すごいすごい。
まだまだ腹と床は遠いという感覚だが、これは着実に近づいている。


さらに前へ進むべく中村先生の動画をあらためて見直してみた。
お馴染みの動画だが、だぼだぼしたタイパンツなので企業秘密(?)の部分はえにくい。
しかし自分の動きが変わってきたせいか、以前とは違って見えるようになってきた。

http://www.youtube.com/watch?v=jFyaNCkXSP0

「まず腹をつける。」
このとき、体重は腹の位置かそれより前の椅子にだいぶかかっているようだ。
するとお腹の丸まりの分だけ、腰が浮いてくる(ように見える)。
浮いた腰を支えるのは踵とお腹、椅子か。
お腹がつくのは前に重心が移動した結果のはずだから、
お腹がつくまでは踵で支えるのだろう。

「ここで腹圧をかける。」
さらに重心を前に移動し、お腹だけで体を支えるような状態か。
踵への加重を減らし、股関節を内旋させることで足を抜いてくるのだ。
しばらくは、この予想を検証する形で取り組んでみよう。


「まず腹をつける。」かぁ。

いったいいつ、腹がつけるのlだろうか。

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