上!@構造動作トレーニング(基礎編)

構造動作トレーニング(基礎編)
後日股関節だけが筋肉痛になった。
『股割り』おそるべし。
もっともっと上を目指していこう。


■立位体前屈
お尻を引かない。
腕に体重を乗せる。すなわち、重心を前に移動させる動作のトレーニング。
知らなかった。
スムーズに移動するには、足指、足首、膝、股関節。頭の位置、胸、腹圧。これらが重要。


■腕のまっすぐ
立位体前屈での手のつき方の確認。
腕の真っ直ぐの位置を確認。
ついた腕に重さを乗せる動作で、肩胛骨を寄せない。
壁に向かって、腕立て伏せの形で腕の真っ直ぐを確認。
台に向かって、立位体前屈の形で腕の真っ直ぐを確認。
中村先生が私の腕をとり、腕の真っ直ぐ方向に負荷をかける。
構造で支えられていれば、筋力を使わずに耐えることが出来る。
筋力を使うポジションでは、地面に着いた腕が力んでしまいブレーキとなって働いてしまう。
力まないポジションでの後ろ姿は、肩胛骨の間にスペースが空いていて、背骨はわずかに窪む。
これらは、肩を引いていないということと、猫背になっていないということ。


■ゆっくり走り
歩く速度よりもゆっくり走る。
ゆっくりだけど歩かない。
少しだけ前重心にすることで前に進む。
「前重心=身体を折り畳んで前傾する。」ではないが、まずはそこから。
『胸割り』の感覚が出てくると、ゆっくり走り程度の速度では立ったまま前重心という感覚に変わる。


■股割り
もっともっと上を目指さなければならない。

「たいさん、しばらくやってないですよね。『股割り』やりますか。」

ありがたかった。
今回参加できたのは基礎編だったので、見てもらう機会は無いかなと思っていたのだ。
座布団を5枚ほど重ね、スタートポジションを取る。
胸割りと腹圧の感覚が抜けたらやり直しというつもりで、丁寧に動く。
猫背にならずに前傾出来ているつもりだが、自分の限界まで倒れきっても前に移動できる感じがしない。

「もっと上!」
「どういうことでしょうか?」
「骨盤を後ろに引っ込めてる。」

もう一度チャレンジすると、
「もっと上。もっと上。」
との指摘。

「これぐらい上。」

と補助をつけてもらったその位置は、持ち上げてもらったと言っていいだろう。
自力では無理なんじゃないかというほどの位置。

身体の前面は上に持ち上がり、背面(肩)は下に滑り込む。
「もっと上。もっと上。」
今までとは違う感覚に戸惑いながらもチャレンジを続ける。
最後はえいっと抜いてしまったが、
「途中まではいい感じだった。」
との評価をいただいた。


■何となくわかった感覚
・前に行こうとして身体を畳みたくなるが、腰を引いてはだめ。
・踵を固定して上体を引き上げていくと重心が前に移動し、結果として股関節が動く。
・股関節は操作しない。


トレーニングのやり方は何度も教わっているが、参加して得られる感覚は大きい。
今回は特にそう感じた。
思っていたよりももっともっと上方向を目指して動くのだとわかった。




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