とある空手団体が主催の甲野先生の講座@東小金井
以前、声をかけていただいて以来、何度か参加させていただいている。
開場時間前に着替え終わり、階段の踊り場でさっそく甲野先生の技を受ける。甲野先生といればどこでも稽古が始まるのだ(傑作はファミレスのトイレ。危なくトイレの床につぶれるところでした)。
前回お会いした頃は、右腕を痛めていたがこの日は体中あちこちが痛いとのこと。
心配になったが、受ける技からはそんな事は感じられない。
力士の方の突っ張りをいなして、横から寄り切る体裁きや、斬り落としで身体全体が巨大な手のひらとして動く技などを受けた。
以前、池袋の講座で受けて”???”だった『浮きつつ沈む小手返し』を今回も受けることが出来た。
甲野先生に「これ、わかりましたか?」と聞かれたが、わかりましたと言えるほど理解できていない。
今回受けて感じたことは、ごく短い時間に身体をまとめて、まとめた身体が持続しているうちに動くということ。
離陸と違うのは、落下が入るため持続出来る時間がごくわずかだということ。
こう書いていて少し自分でも出来そうな感覚が出てきた。
こういうとき、技を受けてくれる相手がいると良いのですが。
ごくわずかな間しか出来ない技を開発してどうするのか、という疑問もわきそうだが、甲野先生にとってはこれも稽古のうち。
ごくわずかな短い間に身体をまとめたまま動くという稽古になる(らしい)。
講座では階段の踊り場でやったような技の紹介からスタート。
最近の気づきを一通り紹介した後は、「どうぞ、やって下さい。」と参加者同士の稽古を促した。
私の経験からだが、これは甲野先生の調子があまり良くない時に出るセリフ。やはり痛みがひどいのか。
と思ったが技を受ければやはりそんな事は感じさせない。
いつものことながら多少は止めるつもりで参加するのだけれど、今回は叶わず。
技を受けつつ、周りで稽古したり、ほかの方が受けているのを見取り稽古したり。
自分の体調もあって、この日懇親会は遠慮させていただいたのだが、後で甲野先生のTwitterを見ると一番の気づきが懇親会であったとのこと。やっぱりそのパターンか、残念なことをした!
いくつか自分にも気づきがあったので受けた技などのメモ。
■虎拉ぎ
効果はインスタントだが、麻薬的な威力。
手のうちが限定されるので、利用範囲は限られる。
私は虎拉ぎの手の感じがどうしても窮屈で、何とか効果だけ取り出せないものかと試していたところ、方法が見つかった。
それは、虎拉ぎで背中がおりるのを感じられたら、その感じが消えないように手のうちを戻すというもの。
手のうちがフリーな状態で虎拉ぎ効果を得ることが出来る。少しでも緊張すると効果が解けるので、リラックスし続けること。
試しにTさんと後ろ両手持たせの形で、私が押さえる側に回って虎拉ぎ状態で押さえると、そうでない場合に比べてずいぶんと解きにくそうであった。
■斬り落とし
身体全体が巨大な手のひら。
まだ試していないけど、足首の背屈でブレーキがかからなければ、かなりの効果が得られそう。
■小手返し
下手に耐えようとすると危ない。
浮きつつ沈む版は、一瞬の間に技をかけるので甲野先生も手加減が難しいそう。だめだと思ったら転がらないと危ないです。
■真剣
真剣の速さは異常。
この日は、なんと影抜きを”首”で受けた。説明で「頭痛くらいなら吹っ飛ぶ」と言われていたが、風邪気味の身体を押してきた私の体調は、(このせいかどうか別としても)翌日ずいぶん良くなった。
私の体調を感じ取って下さったのだろうか。
■手裏剣
この会場では手裏剣術も見ることが出来る貴重な場。
しかし、いつもに比べると調子今一つという印象。
いつもに比べればですけど。
■太刀取り
私も受けさせていただいた。相変わらず打たれはしたが、おしいところまできている気がする。
フルート奏者Sさんの声で「前と比べるとすごく、、、」と聞こえたのが励み。
なぜ先生はあそこまでスムーズに身体が運べるのか。
以前、声をかけていただいて以来、何度か参加させていただいている。
開場時間前に着替え終わり、階段の踊り場でさっそく甲野先生の技を受ける。甲野先生といればどこでも稽古が始まるのだ(傑作はファミレスのトイレ。危なくトイレの床につぶれるところでした)。
前回お会いした頃は、右腕を痛めていたがこの日は体中あちこちが痛いとのこと。
心配になったが、受ける技からはそんな事は感じられない。
力士の方の突っ張りをいなして、横から寄り切る体裁きや、斬り落としで身体全体が巨大な手のひらとして動く技などを受けた。
以前、池袋の講座で受けて”???”だった『浮きつつ沈む小手返し』を今回も受けることが出来た。
甲野先生に「これ、わかりましたか?」と聞かれたが、わかりましたと言えるほど理解できていない。
今回受けて感じたことは、ごく短い時間に身体をまとめて、まとめた身体が持続しているうちに動くということ。
離陸と違うのは、落下が入るため持続出来る時間がごくわずかだということ。
こう書いていて少し自分でも出来そうな感覚が出てきた。
こういうとき、技を受けてくれる相手がいると良いのですが。
ごくわずかな間しか出来ない技を開発してどうするのか、という疑問もわきそうだが、甲野先生にとってはこれも稽古のうち。
ごくわずかな短い間に身体をまとめたまま動くという稽古になる(らしい)。
講座では階段の踊り場でやったような技の紹介からスタート。
最近の気づきを一通り紹介した後は、「どうぞ、やって下さい。」と参加者同士の稽古を促した。
私の経験からだが、これは甲野先生の調子があまり良くない時に出るセリフ。やはり痛みがひどいのか。
と思ったが技を受ければやはりそんな事は感じさせない。
いつものことながら多少は止めるつもりで参加するのだけれど、今回は叶わず。
技を受けつつ、周りで稽古したり、ほかの方が受けているのを見取り稽古したり。
自分の体調もあって、この日懇親会は遠慮させていただいたのだが、後で甲野先生のTwitterを見ると一番の気づきが懇親会であったとのこと。やっぱりそのパターンか、残念なことをした!
いくつか自分にも気づきがあったので受けた技などのメモ。
■虎拉ぎ
効果はインスタントだが、麻薬的な威力。
手のうちが限定されるので、利用範囲は限られる。
私は虎拉ぎの手の感じがどうしても窮屈で、何とか効果だけ取り出せないものかと試していたところ、方法が見つかった。
それは、虎拉ぎで背中がおりるのを感じられたら、その感じが消えないように手のうちを戻すというもの。
手のうちがフリーな状態で虎拉ぎ効果を得ることが出来る。少しでも緊張すると効果が解けるので、リラックスし続けること。
試しにTさんと後ろ両手持たせの形で、私が押さえる側に回って虎拉ぎ状態で押さえると、そうでない場合に比べてずいぶんと解きにくそうであった。
■斬り落とし
身体全体が巨大な手のひら。
まだ試していないけど、足首の背屈でブレーキがかからなければ、かなりの効果が得られそう。
■小手返し
下手に耐えようとすると危ない。
浮きつつ沈む版は、一瞬の間に技をかけるので甲野先生も手加減が難しいそう。だめだと思ったら転がらないと危ないです。
■真剣
真剣の速さは異常。
この日は、なんと影抜きを”首”で受けた。説明で「頭痛くらいなら吹っ飛ぶ」と言われていたが、風邪気味の身体を押してきた私の体調は、(このせいかどうか別としても)翌日ずいぶん良くなった。
私の体調を感じ取って下さったのだろうか。
■手裏剣
この会場では手裏剣術も見ることが出来る貴重な場。
しかし、いつもに比べると調子今一つという印象。
いつもに比べればですけど。
■太刀取り
私も受けさせていただいた。相変わらず打たれはしたが、おしいところまできている気がする。
フルート奏者Sさんの声で「前と比べるとすごく、、、」と聞こえたのが励み。
なぜ先生はあそこまでスムーズに身体が運べるのか。
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