アシスタント@日本獣医生命科学大学「甲野善紀・獣医師向け講座」

甲野善紀先生からアシスタントを依頼されて参加した日本獣医生命科学大学での講座の話。 

アシスタントは今回で2回目。前回の丸の内朝大学の時もそうだったが、楽しんでばかりで結局何をアシストしたのかわからない。講座料を払いたいくらいである。 
(出来る範囲のお手伝いはさせていただいてはいますが。) 

午前中は講義形式。 
午後は2部構成でいつもの実技形式と、わんちゃんを交えた実技形式。 

甲野先生も先生だし、皆さん獣医師の先生なので「先生」が誰のことを話しているのかわからなくなるときがあった(笑) 
よく聞き分けてみると甲野先生だけ「甲野先生」と名字付きで呼ばれていたようだ。 

参加された先生方がとにかく熱心。 
講義形式で質問を募れば時間切れまで質問が途切れないし、実技形式では甲野先生が説明すればすぐに周りで試し始める。 
「学会」なんて名前がついていたからどんなお堅いところかと思っていたら、とんでもない。 
獣医さんのイメージって漫画でみた「動物のお医者さん」くらいしか無かったけど、タイプは違えど漫画に出てくる漆原教授みたいな特徴的な先生ばかりだった。 

質問コーナーでは『気』について質問があったが、甲野先生は「そこはあまり明確にしないようにしている。」と回答したのみで、いつになく慎重な回答であったのが印象に残っている。 

予想以上に盛り上がった講座はあっという間に終わってしまった感じ。 
先生は「胃捻転」の話に興味を持たれていた様子で、後日Twitterでツイートされていた。 

講義の後は懇親会。こちらにも参加させていただいたが、私はこの打ち上げが一番驚いた。 
今回集まった獣医の先生方は、東洋医学も用いて治療をされるそうで、元々は針灸を学んだ仲間なのだそう。 

又聞きすれば信じがたいような内容の話。 
最後の最後で体験もさせていただいたが、、、 
このような世界をこれほど身近に感じることになるとは。 
甲野先生が講座で「あまり明確にしないようにしている」と回答した所謂「気」を、懇親会ではっきりと体験してしまった。 
あー、びっくりした。 

懇親会の会費を払おうとしたら、頑なに受け取っていただけなかった。 
甲野先生の講座に無料で参加して、その上懇親会も無料で、 
さらにびっくり体験してそのまま帰ったらバチがあたるような気がした。 
後日、会費+びっくり代を『ふんばろう東日本プロジェクト』に寄付させていただいてようやく落ち着く。 

人生の税金を払い忘れるわけにはいかない。 

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