マナーモード(震動)

甲野先生の技を受ける機会があった。
久しぶりのNさんとの稽古でもある。ちなみにNさんは柔道有段者。

『マナーモード』
震動のこと。
恵比寿のバランスボートの上でカタカタやっていた動きに近い。
これをやりながら『直入身』をおこなうと威力があがる。
居着かない効果が得られる。
向かってきた相手が押し込んできた以上に跳ね返るので今流行りの『倍返しだ!』という感じ。

『太刀奪り』
向かえ身の抜刀。避けようと思わない。
避けようと思う心が動きを駄目にする。
降り下ろされる剣をグラインターとなった手刀でカットするように向かっていく。
向かえ身の抜刀を行う体で動くと左半身がまとまり、動きに遅れない。

『火焔の舞』
相手が払ってくる動きで自動的に引き絞られ、それが解除されたときに自動的に放たれる。
それを避けようとして払うとまた引き絞られて放たれる。
次々と繰り出される拳は気配がなく払っても手応えがなく、大変やりにくい。

『隣の歌につられない』
相手に腕を持たれた状態で、持たれた腕は腕で、小さな円を描きながら体幹部に纏まってくる動きをしつつ、体幹部そのものは大きな円を描くように回転する。
腕と体幹部が同じ目的の動きになってはいけない。


Nさんとちょこっと柔道技研究も。

『空気投げ』
もちろん受けて貰った。

『案山子崩し』
Iさんとの稽古で発見した『屏風座り』『浮木之腿』『斬落』『凝縮伸び伸び』の組み合わせによる崩し。

『健心流柔術』
帰りの電車の中でNさんと沖縄体験稽古の動画を見ながら技の仕組みなどを話し合ったり、楽しい時間である。
Nさんも興味を持たれたようでもしかしたら東京セミナーに参加するかも知れません。


あとそれから関係ないけど馬刺は美味しい。

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