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2013年11月27日水曜日

健心流柔術東京セミナー(その2:稽古メニュー)


健心流東京セミナー。前回(その1)の続き。

繰返しになるけれど、健心流の稽古における上達の仕組みは、次のようになっている。
1.技を受ける
2.技を追う
技を受けるのは、稽古の方向性を確認するため
技を追うのは、お手本との差を埋めるため
順番は必ず1の稽古から始まる。
1.の稽古は、先生が必要。
2.の稽古は、先生がいなくても成り立つ。
2.の稽古は、相手の上達が必要。
大変共感できる稽古の仕組みです。

早速ブログで振り返り稽古をしておきます。
技を受けた感触、稽古の風景、雰囲気を思い出して書いています。
私にとっては、この記録も技を追う、大事な2.の稽古です。

常に必要な技の構成要素は記載を省略します。
・繋がりを作る、キープする
・中心を取り続ける
・重心の移動を伝える

稽古メニュー(抜粋)
・両前腕を正面から掴まれたところから、相手を斜め下方向に回転するように崩す
 (体捌き、重さ) 前方向の重心移動で崩した後、左右どちらかに転回する。重心となる軸足側から、螺旋状に重さがかかるように、反対側の足を抜く。腕でひかない

・後ろから両前腕を掴まれたところから、相手を斜め前下方向に崩す (重さ)後ろから両手を掴まれる、腰を掴まれる、帯を持たれる、抱きつかれる状況で、左右どちらかに転回する。重心となる軸足側から、反対側の足に重さがかかるように、反対側の足を抜く。

・後ろから両前腕を掴まれたところから、相手を前転させるように転がす
 (体捌き)掴まれた腕と胴体に隙間を作り、自分はその隙間に潜るように入り込むと、相手が転がる。自分が苦しい体勢をとらないこと。



・相手が構えた竹刀或いは杖の先端に触れて、前下方向に崩す
 (重さ)相手が構えた竹刀、杖の先端に触れて崩す


・立てた杖を介して、相手を下方向に崩す
 (力の方向) 横方向に押すのではない。

・正座している相手に近づき、手を取って独楽回しのように転がす

 (遊び)近づくなりの重心移動を相手に伝えつつ、手を取る。そのまま立ち上がる動作で、相手の手を上げると、独楽のように回る。接地面積が小さくなるように。


・正座で横に並び、相手の腕を肩に組んで、立ち上がらせる。
 肩をかすように担ぐ。左右の重心移動から、前方向の重心移動へ、そのまま上方向に立ち上がると、すべての動作が相手に写り、一緒に立ち上がる。



・横に持った杖に指先で触れて、下方向に崩す。
 (重さ)横に持った杖の中心付近を、指でおさえ、相手の懐に潜り込むように、重心を前に送りつつ近づく。相手が動くので、それに合わせて重さをかける。



・腕を取りにくる、タックルにくる、突いてくるのを、かわす
 (攻め入る、重さ) 待つのではなく、避けるのでもない。相手に攻め入る。間の稽古の側面もあるかも知れない。


・手刀を受けて崩す
 左右の重心移動が手刀に伝わるように動く。


・推手で崩す
 (重さ)動きのなかで行う。相手との繋がりは感じやすい稽古の形。


・縮地 やり方は、健心流の動画でも非公開なので秘密。私がイメージしていたやり方と、説明はほぼ同じだったが、完成度が全く違う。目の前で見ると、左右、上下にぶれずに、そのまま距離だけをつめられるように見える。言われても出来ない。身体の組み替えが必要だ。


崩しの精度について
・力で崩す
・面で崩す
・線で崩す
・点で崩す
・粒子で(?)で崩す
この日やったのは、面で崩す精度での稽古。
精度を上げていきたい!


柔道の形での技体験。
健心先生は、私が柔道を始めたのを知っていて、私を受けに技をかけて説明していただいた。
柔道ではやらないような、組んだところから指を極める技や、足を使わずに投げる技。
受身が未熟なため、技を味わいきれない部分があり、そこは今後の課題となりました。
同じ技を受けても、飛んで逃がした方が良い場合、地面に転がったほうが良い場合、投げられてはいけない場合(転がったら怪我をするような場所など)が考えられる。
それぞれに臨機応変に対応したい。

柔道など、相手が力み系の動作をしてくる中で、自分が自分のままでいられるか?!
相手の力みの状態は、こちらにうつりやすいので、よっぽど注意してやらなくてはならない。
出来れば身に付くまでは避けたほうが良いとも言われました。
そうかも知れません。
武術における試合の意味については、考えているところがあります。
こちらはまたの機会に私の考えを紹介しようと思います。

次は健心流稽古後の懇親会の話何と、マンツーマンでした!

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