三船久蔵十段『空気投げ』変化の予感

『空気投げ』

さらに楽に、確実な技にしていきたいです。
先日の千代田ではっきり感じられた『空気投げ』の入り方を整理します。

相手を左前隅に崩すか、あるいは相手の左足が前に出て床を踏みしめようとした時が、技に入るタイミングです。
このタイミングで、体を左側に向けてつつ、沈みこみます。
左腕は合わせて沈むようにし、右腕は相手の体につけて、のけ反る方向に崩します。

この動きで相手は体を捻りながら天井を向く方向に投げられます。
相手が抵抗すれば難易度は変わりますが、基本的な形は以前『全方向空気投げ』として、整理したものよりも、三船十段の『空気投げ』に近いように思います。

実はこれを思い出しながら千代田の記事を書いていたところ、相手の崩しを加速させる方法が思いつきました。
まだ試していないので想像ですが、右腕から『謙譲の美徳』効果を伝えるというものです。
より効果的な形で発揮させるには、相手の動き(左前隅への重心移動)を貰っておいて、跳ね返します。
この場合、『謙譲の美徳』を前後だけで用いると相手とぶつかってしまいますので、上下を使います。
相手を上方向に崩します。
上方向に崩しながら、左膝を沈めるのでちょっとなにやってるかわからなくなりそうですが、試してみたいです。

この『空気投げ』がサンタさんからのクリスマスプレゼントだったら嬉しいですね。

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