イメージと感覚の違い

未知のポジション感覚をセットする。
構造動作トレーニングはイメージトレーニングではない。
感覚を刻むトレーニングだ。

感覚とイメージは似ているようで、異なる。
この日はそう感じた。

「東京タワーのポーズを取ってください。
こう言われて、見よう見まねで挑戦している段階、これはイメージで動いている。


「顔を下げない。」
「もうちょっと前へ。」
「もっと上へ。」
「胸もこのくらい。」
「膝に遊びを持たせて。」
「お尻を引かない。」
「今のこの方だと、ここです。」
まさにこのときの姿勢や重心の位置を感じること。
これが感覚だ。

イメージは、なれないものになろうとすることが出来る。
しかし、それは抽象的だ。
感覚は、具体的な体の状態のことであり、それを呼び起こすことは、具体的に体をそのように動かす事になる。

動ける人は、イメージで説明してもうまくいくが、動けない人は感覚を刻む必要がある。

構造動作トレーニングは、感覚を刻むトレーニングだ。


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