構造動作トレーニング『腹圧』

基礎トレーニング。
姿勢と動作。

腹圧の重要性と、腰をそらないための注意点がはっきりした。

骨盤をおこして立つ。
東京タワーのポーズでは、頭と胸を前上方向に持っていく。
10cm身長を伸ばすつもりで。
これがないとせっかく骨盤をおこしても、胸を引いて、腰を反ってしまう。

『帯の締め方』
これを聞くために柔道着の上と帯を持ってきた。
「何か白帯いやだなぁ。」
とは柔道有段者でもある中村先生。

「お腹を思いきり凹ませて、そのまま帯を締める。その帯を腹圧で押す。」

中村先生は、股割りトレーニングもこれでやっていたとのこと。
やってみると、確かに腹圧をかけやすい。

仰向けに寝た私のお腹に中村先生が拳をあてて体重を乗せてくる。
これを腹圧で跳ね返す。
かなり重たいが帯の効果で、鳩尾以外はそれなりに跳ね返し続けることが出来た。


柔道の寝技で相手の下側になったときも腹圧が有効。
頭を起こすのは鳩尾あたりから起こす。
なるべく腰椎を折らない。

崩れ袈裟固めをOさんにかけてもらって脱出。
腹圧なしと腹圧ありの比較。
腹圧ありでは、背中で作った隙間と丈夫になった体幹部で、コンパクトに相手をひっくり返す働きがうまれていた。

腹圧だ!




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