『内観の逆』松聲館技法レポート(最新技速報)

『払えない手』が『払えない』どころではなくなった。

『浪之下』で変わったという動き。
『内観の逆』と言われていた。
相手に触れている側の反対側を、具体的実感を持って動かすことで、結果として気配なく全体が動く効果を引き出しているらしい。

これを『払えない手』に用いたところ、また変わった。
あたりは柔らかいが、これまでと質が違う威力が出ている。
両手で思いきり払うように抵抗したところ、私のほうが一間弱、後ろの壁まで吹っ飛ばされた。
剣術のKさんが受けて飛ばされていたの見たが、やられる側の、飛ばされているスピードが以前より増している。

剣も速い。
もう私の目では追えない。剣を見てもわからないので、体の動きに集中して見て取ろうと試みるが、わからない。

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