柔道練習(18回目)『乱取り』のコツ

この日はたまたまお休みが多く、S先生、私と小学生の女の子の三人。

先生は市民大会を振りかえって『あれは技ありでも良かった。』と先日と同じ感想を言っていた。
全敗だったが、柔道練習17回、合計34時間で大会に出て、重量級を相手にポイントを取れたというのは先生も驚いたようだった。
『隅返し』には自信を持っても良さそうだ。
しかしまだまだ練習が足りない。

基礎的な練習をして、打ち込み、乱取り。
さすがに体格差がありすぎてお互いやりにくい。
私はS先生にも受けていただけることになった。

どうしても試したいことがあった。
先日の恵比寿稽古で受けたI出さんの組み方だ。
私の勝手な解釈では、腕相撲の『宴会芸』状態で相手を掴むということ。
乱取りで力を抜くコツがここにあるのでは?!と期待していた。

S先生との乱取り。
今回、S先生は返し技のみという制限つきであったが、それでも以前ならもっと力んでいたであろう場面で動けることが出来た。
動けるようになってみると、自分から仕掛けることも出来た。
相手が積極的に仕掛けてきたときにどういう反応になるかという課題はあるが、ようやく武術稽古と柔道稽古の繋がりが見えてきたぞ。

この日は休憩しながら乱取り三分を四本ほど練習できた。
貴重な機会だ。
バテるのは相変わらずだが、力を使い果たした感じではなく、運動不足による息切れの割合が大きい。

S先生から「だいぶ動けるようになってきてるね。」との評価をいただけた。
寝技も立ち技も練習すればその分だけ上手になる。


コメント