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2015年2月15日日曜日

上達と受身の関係

娘がアイススケートにはまり始めている。
今月始めに初挑戦して、休みの度に娘からリクエストされて、昨日で三回目。
私が始めたときと比べて、随分上達が早い。転ぶことがそれほど怖くないようだ。

初挑戦の日は、娘が転ばないように、しっかり手を繋いで、ほぼ終始一緒に滑った。
全然滑れなくて、不機嫌になって帰るパターンも覚悟していたが、幸い帰りたくなくなるくらい楽しかったらしい。

二回目は、パパと手を繋がずに壁に掴まりながら、壁沿いにいる初心者の人を避けつつ、リンク一周に挑戦して成功した。

三回目の今回は、手を繋がず、壁にもさわらずにリンク一周に挑戦して成功した。

この辺のバランス感覚は、キックスケーターで培ったものだと思われるが、それにしても親子とは思えないほど、娘の上達が早い(ちなみにママの運動神経はパパ以下)。
初回に手を繋いで、転ばない状態で練習することで、過度な恐怖心に囚われないで氷の上を滑る感覚を掴めたのが良かったのではないかと思われる。
キックスケーターと自転車で転び方も教えてあるので、もともと転ぶことへの恐怖心もそれほど大きくないのだろう。

私も(前回行った記憶が定かではないが)おそらく15年から20年ぶりくらいのスケートだったが、恐怖心はさほど感じなかった。
武術と柔道の稽古で受け身が身に付いてきたおかげだ。

スケートやスキーは転ぶ事との関連がわかりやすいが、これは他のスポーツにも通じるところがあるように思う。
甲野先生が説明されていたが、二本足で歩く我々は、立つこと(転ばないこと)に潜在的に能力の多くを割いているという。
この問題を取り除いてやれば、持っている能力を他の動きに振り分けられるというわけだ。
しかし、どんなに練習しても100%転ばないようになることはない。
だとすれば、転ばないように練習する前に、転んでも大丈夫になれば良い。
転んでも大丈夫だと思えれば、のびのび動けるので上達が早い。
上達すれば転びにくくなって、さらにのびのび動けるので、楽しい。
楽しいとたくさん練習するのでさらに上達する。というわけだ。

転び方の練習には受け身をおすすめする。
柔道はやらなくてもいいけど、受け身はやっておいて損はない。
全国の町道場は、受け身だけの教室を開いたらいい。
柔道には興味なくても、受け身だけ習いにいってもいいではないか。
柔道の受け身は、投げ飛ばされても身を守るための受け身だ。
これが身に付けば、ちょっと転ぶなんてのは何てことはない。
実際、転んでも大丈夫というのは、体にとっては大きな余裕になる。
上達の近道は受け身にあります!(キッパリ)

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