柔道練習54回目『乱取りで帯取返し』

道場練習は一週空けて二週間ぶりだった。
前回体調不良でお休みされたSさんと3週間ぶりに練習した。

打ち込みと乱取り。そして寝技だ。

打ち込み
大外刈
体落
小内刈
大内刈
背負投げ
払腰

乱取り
5分1本
2分3本

寝技練習
色々


乱取り5分は、横でやっていた小学生の2分乱取りに時間を合わせて始めたら、途中で中断していたらしく、5分になってしまった。
息切れが激しく、終わったあと暫く休憩が必要だった。
苦しくて練習できないのは時間がもったいないが、スタミナは徐々につけるしかない。

前回までの乱取りと比べると変化があった。
・相手の足技に崩されにくくなった。
・技を仕掛けても返し技を貰いにくくなった。
・崩しからの流れで背負投げを仕掛けることができた(決まらず)
・Sさんが背負投げを成功させる確率が減った(以前は仕掛けられたらほぼ投げられていた)。

これまでの乱取りで私がSさんを投げたのは、捨て身技である『隅返』の奇襲による一回のみだったのが、今回は前に大きく崩してからの『帯取返し』で押さえ込みの形まで入れたのと、5分乱取りの最後にSさんの『内股』?をこらえてからの『裏投げ』(『千葉返し』に近かったかも)で、合計2回投げることができた。

今回は乱取り中の1本のみだったが、Sさんがギヤをあげた(試合モード)状態で練習することができた。
さすがに組手争いから厳しく、防戦気味に圧されたが、たまにこのモードを織り混ぜてもらうのは良い練習になると感じた。

アドバイスとして『背負投げ』はもう少し低く入ると良いと言われた。今回の乱取りでも低く入っていたら投げられていた場面があったという。

Sさんの感想だが、「久しぶりのせいか、黒帯になったせいか、前回よりも明らかに(柔道が)変わりましたね。」と言われていた。
「黒帯のせいかなぁ。」と何度か言われていたが、組んだ感じが黒帯っぽくなったとすれば、嬉しい限りだ。


寝技
私からのリクエストで寝技の練習にもお付きあいいただいている。

インターネット動画などで事前に研究したものをここでリクエストして相手をしていただくのだが、意外とうまくいったりして面白い。


手繰り
下から相手の腕をつたって背後に回る動き。
とった腕を前方に出しつつ、その動きをもらって背後に回ると相手は防ぎにくいようだ。

襟車絞
よく絞まる。

帯取返
仁木先生の動画でみた方法。
立ち技でうまくいった技をかめになるまえの亀になる前の相手に仕掛ける練習。

脛車返
形をおさらいするために手順を確認させてもらった。
うまく返せたと思う。

亀からの攻め
仁木先生の動画でみた方法。
相手が頭側から腕を取りにきたところ、わざと腕を取らせておいて、腕を巻き込むように仰向けになりつつ背中で相手をひっくり返して押さえ込む。

逃れ技
袈裟固めからの逃れ
仁木先生の動画でみた練習方法。
肘をとにかく抜いて首が回るようにして逃れる方法。
本気の押さえ込みからの逃れ。色々試すも逃げられず。

肩固めからの逃れ
三船十段の方法。首抜きの後転で逃げる。
七割程度の押さえ込みからの逃れはうまくいった。

横四方からの逃れ
本気の押さえ込みからの逃れ。
仁木先生の動画でみた方法で逃げることができた。
相手の腹のしたに肘をたてて隙間をあけ、隙間に膝を滑り込ませる。
そこから下からの攻めにはいる。

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