柔道練習80回目『重心移動』

基礎練習と技術練習。

あいてに向かって進むときに、毎回重心を後ろに戻してから動く癖のある子に、後ろにいく代わりにちょっと低くなるつもりで進んでごらんとアドバイスをしたら一気に予備動作が見えにくくなった。

今回教えた子の背負い投げは堪えにくい質の、受けていてこわい技なので、小学生同士で低くはいれたら相当な武器になると思う。

同じ子に大外刈でも同じように重心を移動させるのと、刈る側の足に相手の重心が乗る方向に技をかけることを教えたところ、相当鋭い技になって、受けたわたしも掛けた子もびっくりした。

子供たちの練習が終わったあとは大人だけで打ち込み練習。
背負い投げを何本か練習したあと、相手が左組手になった状態での打ち込みをやった。
左組みの相手はやりにくいと感じるが、これで慣れておけば対処できるようになりそうだ。
左組手に背負い投げを入るには、釣り手は下から持ち、相手の引き手を肘でどかしつつ、最初から低めにはいって相手の腕の下をくぐり抜けるように技に入ると良さそうだった。

最後は空気投げ研究。
小さな動きでかける空気投げと、乱取りで空気投げを掛けやすくする仕掛けについて検証した。
右足で掛ける支釣込足で牽制し続けた後の空気投げは効きそうだ。

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