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2016年11月20日日曜日

東京都昭島市「空気投げ研究会」終了!『漢の口約束』を果たす!

ついに駒井さんとの『漢の口約束』を果たすことが出来た。

名古屋から数えると2回目の空気投げセミナーが東京都昭島市で開催された。
今回の収穫は、名古屋から進んだ技の研究に加えて、その伝え方の進展だった。
研究会の後半に受けた参加された方々の『空気投げ』が、この日伝えた要素を踏まえた形で出来ていた。また、今回は名古屋に比べると人数が少なかった分、研究のスタイルにも踏み込んで紹介できたが、空気投げの面白さは技の仕組みだけではなく、技の研究過程にもあることが伝えられたのではないかと思う。


残された映像と書籍の説明という限られた資料をもとにどう研究を進めるのか?
これについて、自分の動きが変わると得られる情報が変わると言うのを、『辰巳返し』『謙譲の美徳』の形を使って体験して貰った。
やり方がわかる前とわかった後で同じ技の見え方が変わるのだ。自分が出来るようになるとまた見え方が変わる。上達すればまた変わる。
逆に言えば、今日理解出来る範囲は、今日の自分のレベルで理解できる範囲に限られる。
この先、動ける体を手に入れて技への理解が深まると、同じ形の『空気投げ』がレベルアップできるようになる。
同じ説明、同じ映像を見ていながらあらためて見返したときに発見があるのは、そういうわけだ。


動きや理解を深めるには『空気投げ』の練習だけではなく、むしろ別の技や動きの中で手に入れたものが有用なことが多い。
一見して関係ないように見える『辰巳返し』や『謙譲の美徳』も今の『空気投げ』には欠かせない要素になっている。
今回はあまり時間を取らなかったが、技の説明には出てこない姿勢や単純な動作の進展による効果も大きい。
私の場合、『空気投げ』に必要な体捌きは、構造動作トレーニングで培った身体が無ければ実現できていないと言えるし、他にも手裏剣や寝技などの投げ技とは異なる技術や、一輪車、ボルダリング、水泳といった全く異なる種目からも『空気投げ』に通じるヒントが得られることも珍しくない。
ただそのヒントが本当に的を射ているかは研究稽古や練習で確かめる必要がある。
やってみて上手くいかない場合でも、発想が外れているのか自分の技量に問題があるのかも見極めなくてはならない。
ここが難しくて面白いところだが、今回は名古屋の時に比べてこの面白さを伝えようと努めた。

前回の名古屋でもそうだったが、今回も説明しながら技の狙いがはっきりした部分があって、私自身得るものが大きかった。
質問に答える形だったが、今回は『空気投げ』で体を沈めるのに『膝抜き』ではなく『謙譲の美徳』を使う理由が、相手との接触面にできる遊びをとる為だとはっきり確認できた。

今後、駒井さんとは空気投げ企画ではなく、個人的に投げ技の稽古で交流を続けていく予定だが、早くも別の団体から時期は未定ながら『空気投げ』第3弾のオファーをいただいている。
わたしも技の進展に繋がるという感覚からやってみたい取り組みがあって、動作術の中島章夫先生に『投げない空気投げ~空気転がし~(仮称)』企画を相談する予定だ。

この日の模様が『月刊秘伝』で紹介されるかもしれません。
さらにわたし自身が一番驚いている別の企画も進行中です。
どちらも詳細が決まったらお知らせ致します。



参加された皆様、当日、準備を含めてご支援くださった皆様のおかげでよい研究会になりました。
ありがとうございました!!
まだまだ研究は続けていきます。また皆さまと成果を共有出来るのを楽しみにしています。




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