『骨を磨く』と『空気転がし』

久しぶりに中島先生の動作術へ。

動作術は構造動作トレーニングから成り立っている。
この日は、骨を磨いてからのゆっくり走りだった。
磨いた骨は、磨いた順に左右の第5中足骨(足の小指の延長)、踵骨、脛骨、膝蓋骨(膝小僧)だ。大転子(足の付け根の横に出っ張ってる骨)まわりもやるとなおよい。
磨きかたはワセリンを使って滑りをよくしておいて、指でなぞるだけ。匠の技でかんながけをするかのように丁寧になぞる。
磨くと骨を意識できるようになる。
1ヶ所磨いては立って変化を確かめる。
感覚的には肉が薄くなって、骨がはっきりしてくる。
これで土台を整えた後、『ゆっくり走り』で弾む。
先日弾む感覚を得て以来、やりたいと思っていた練習だったのでちょうど良かった。
やってみると骨を磨いた効果も合わさって今までと感覚が違っていた。
30分やったところで歩いてみると、また驚いた。
自動的に前に進む感覚が以前よりも強く出ていた。


練習後、中島先生に『空気転がし』を受けていただいた。
「いいですね。」
と評価いただいてひと安心。
『空気転がし』は、ゆっくり安全に練習する空気投げであり、技の切れを増す練習でもある。
また『空気転がし』で身に付く動きは投げ技全般の切れ味を増す効果も得られる。
この練習は、柔道技の上達への近道に違いない。

『空気転がし』


なるべく色々な人を相手に練習したい。

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