ページ

2018年1月29日月曜日

内村直也先生の小内刈

空気投げの研究が進むと、三船十段の動画以外でも見え方が変わってくる。

平野時男先生の空気投げもそうだったが、もう1つ紹介したい。

九州産業大学監督の内村直也先生の小内刈だ。
内村先生の得意技は『背負い投げ』で、背負い投げに特化したDVDも発売されている。
わたしも購入して何度か視聴しているが、こちらも今あらためて見直したら見え方が変わっているのではないかと、楽しみだ。
内村先生の背負い投げDVDは背負い投げをしない方にも超おすすめなので是非とも見ていただきたい。

今回は小内刈である。
どう見えるだろうか?
私が以前見たときは、手順を覚えるために形と順番を追うだけだったように思える。
それが後ろ方向への空気投げを動きの中で練習するやり方(空気投げDVDに収録しています)を理解して、それを杖の操法『下段抜き』の応用で小さく速くするやり方がわかるなと、投げ技に対する理解が進んだせいだろう、手順ではない技の仕組みが見えてきた。
そうして理解しながらみていると、内村先生は初めからそのように説明されているのだから、自分の理解度によって受け取れる情報がここまで違うのかと興味深く思う。

今回の視聴で私が理解したのは、後ろ回り捌きで前方向に相手を引き出しつつ、その崩しを継続して、下方向から後ろ方向へと相手の崩しを継続させているところ。
また、相手の体勢を復活させないために遊びが出来ないように相手をコントロールし続けている。

ここまで仕組みがわかると練習方法も見えてくる。
手順を見よう見まねで追う場合、形も速度も真似したくなるのだが、初めから一流のスピードを真似しようとすると技の仕組みが成り立たなくなってしまうことが多い。
するともちろん上手くいかないのだが、どこをどう直したらいいのかもわからないのでは上達できない。

仕組みがわかれば大きくゆっくりと練習することが出来る。
大きくゆっくりと練習出来ると、やりたい動きになっているか自分で把握できるようになる。
実践的に活用するには大きくゆっくりと出来るようになってから、短く速くする練習をするといい。

ただ技が成り立つには最低限必要な速度があるので、ここも見誤ってはならないが、技の仕組みがわかっていれば自分で気づくことが出来る。

最近、空気投げを研究すると他の投げ技の理解も進むという、嬉しい副作用に気づくことができた。
これを空気投げを練習したら、投げ技全般の理解が深まりレベルアップするような練習体系を整理するところまで持っていきたい。
あれもこれも、やりたいことばかり増えてしまって困ってしまうが、あれもこれもやっていきたい。


最後に内村直也先生の背負い投げDVD動画を紹介しておこう。

途中、空気投げが混じっているのに気づいたでしょうか?
内村先生は実際に背負っていない場合でも背負い投げの感覚でされているということです。
私はすべて空気投げの感覚でやっていきたい。

0 件のコメント: