Nさんとの研究稽古)ちょっと沈んでバネで浮かす



Nさんと柔道技研究がっつり。最新の謙譲の美徳を受けて貰い、バネの使いどころを一緒に探る。姿勢で作るバネは威力がある上、相手の予測を裏切る効果もある。大車に応用すると踏み出す右足からのバネを釣り手に伝えて押すと受けは壁に押されているような感触で崩される。

posted at 22:43:13

同じく体落でも左足からのバネを釣り手に伝えて押す。相手は同じく壁に押されたように感じて崩される。空気投げでは一度前に押し込む際に踏みしめる後ろ足のバネで下から相手を浮かせる。浮かされた相手は下に戻ろうとするのでその動きに合わせて体捌きで落下させる。

posted at 22:43:13

大外刈では右足を引いて一度引き込む動作を行いその着地のバネを使って釣り手て相手を浮かし崩す。浮いた相手に対して大外刈を施す。これらはどれも崩しの工夫。応用の幅が大きく広がった。

posted at 22:43:14

京都の出島さんに教えていただいた少林寺拳法の相手の反射を使う技法を形を変えて練習する。小手返しで返す方向と反対側に力を加え、相手と拮抗したところに体捌きで動くと相手は抵抗したい方向と同じ方向に運ばれるので崩されているのに抵抗できない状態になる。

posted at 23:36:24

三船十段の空気投げで両袖を順に持つのも相手を浮かし崩しやすくするためと思われるが、沈みのバネで浮かして相手が下方向に抵抗したところを体捌きで投げるとまさしく相手の力を利用した投げになる。

posted at 23:36:26


送足払にバネを使う実験。釣り手方向に動く際の右足の着地で生じるバネの力を釣り手から相手に伝えると相手が浮いて相手の右足が流れてくるのでそれを左足で払うとほうきで塵を払うくらいの感触で相手が見事に飛んで投げられる。

posted at 23:06:33

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