中野棒手裏剣稽古会)譲らない謙譲の美徳による打剣

中野棒手裏剣稽古会に参加。遅れて着くや熱心に練習している皆さんの輪に加わり、足払浮舟の身体による打剣を試しました。以前との変化はわからないものの、腕を体の近くで下ろす動作とともに剣が飛び、重さの乗った音とともに刺さる。主宰の桜雅さんからは『気持ち悪い』との誉め言葉をいただく。

予想はしていたがやはり影響はあった。足払浮舟による上下の強さもあるが、譲らない謙譲の美徳が自動的に発揮されている。剣を打つ動作で生じる力を体全体で受けとめ、同時にその力が手裏剣に返る。その力を受けて剣が飛ぶというわけだ。単純な腕の振りでは乗らない重さがそこに生じる。

皆さんの打剣も拝見して、勉強になったし、桜雅さんの指導風景も丁寧で気持ちよく上達できるように工夫されていて、これも勉強になりました。私も感想という形でアドバイスをいただいたが、打って終わりではなく次に続くようにというのは、自分ではなかなか気づけない視点でとても有り難かったです!

稽古後は久しぶりに慈猿さんの手裏剣barにも参加して、武術談義を楽しみました。話の流れというか私が話したくて柔道五の形の話や足払浮舟の身体が寝技の話をさせてもらって、桜雅さんにも体感してもらって、慈猿さんや参加された方の興味深い話を聞いて、いやー、勉強になる楽しい時間でした。



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