稽古!@東京武道館

この日は会社を休んで夕方まで家族サービス。
といってもパパは楽しんでいるのでサービスしている感じはしません。
そして出かけた東京武道館の話。


講習会の人数はそれほど多くなかったが、初めての方が多くてなかなか常連さんに出番が回ってこなかった。
というわけで周りでちょこちょこ稽古させていただいた。

・『浪之下』
『取り』
以前K籐さんに受けて頂いた最新型『浪之下』(当社比)をウッチーさんにも受けていただいた。
K籐さんのときと同様、当然のごとく余裕で止められたがいつものごとく貴重なアドバイスをいただけた。
私の『浪之下』は、3要素同時バージョンの『浪之下』だったのだがどうも3要素目がよろしくないようなのだ。
頂いたアドバイスとしては『2要素のほうが良い。』ということ。
3要素以上になるとどうしても『やってやろう感』みたいなものが発生して、それが気配になったりするのでしょう。
確かに3要素目は作為的な要素だったのです。
うーん、そこをずばり指摘するとはさすがウッチーさん!
3要素の中身は、楽しみにしてくれている英さんに受けてもらうまで非公開(笑)
ってそんなにたいした中身じゃないですけど。

実はもう1バージョンあって、それも受けて頂いたがこれは(も)がっつり止められた。
どうも技としては相手を崩すような動きにならないようだ。
「ダメですよー。」と指摘されてハッとしたが、気になる(ならない?)こっちのバージョンというのは、
今思えば骨に向かっていわば寄り掛かるような『追い越し禁止』違反だったのでNGは当然か。

『脱力して真っ直ぐさがる』というのが感覚としては良い感じなようだ。

私の『受け』でも貴重なアドバイスが。
ここ最近『成長株~!』といい感じになっている『受け』ですが、しっかり弱点を指摘された。
どうも縦方向には丈夫だが、横方向(前)に弱いらしい。
どうやら骨盤おこしトレーニングの副作用とでもいうべきか、
前方向に動きやすいポジションを作って構えている為、その方向に崩れやすくなっているようなのだ。
取りも受けも作為的に作った姿勢にはそれなりの弱点があるとうことか。
骨盤おこしのポジションが自分にとっての自然な姿勢になれば、前方向への対処も可能になるのだろう。
言われてみれば最近甲野先生に崩されるときもほぼ前方向に崩されているなぁ。
今日講習会の中で唯一受けた先生の技、『浪之下』でも同じ方向に崩されたぞ。
肝心なのは可動域であって、動かせる目一杯の場所で構えることではないということかな。
もっと骨盤をおこして動けるようにならないといかんですな!

講習後のロッカールームで”挨拶代わりの浪之下”ことK磯さんに、
次回会ったら『浪之下』を受けさせてもらう約束も出来たし、また脳内稽古をしておこう!


他にも色々稽古したので技ごとにメモ。

・『辰巳返し』
粘っこいIさんと。
『人間ジャッキ』オンリーでやると胸までしか腕があがらないという課題を克服していた。
感覚をもらう為、たくさん受けさせてもらった。
力感ゼロで腕があがるとの事。
むむー。
自分もしつこくやらせてもらったが、力感100%で腕があがらない。
NGポイントは、肘を引いている点だが改善出来ず。
この課題って『柾目返し』と同じだなぁ、、、
『柾目返し』で腕を上げて、『人間ジャッキ』を追加するとかなり強力になるだろうに、、、

・『一畳相撲』(みたいなやつ)
H川くんと。
私がH川くんの両手首を掴んで崩すというもの。
H川くんは崩れないようにがんばる。
自然と『骨盤おこし』vs『中心をとる』になっていた。
『井桁』の検証もさせてもらえばよかったと今ごろ後悔。

・『小手返し』
講座後のファミレスにて。
甲野先生と同じテーブルは初参加の方に譲っていたが、先生が通りがかりに遊んでくれた。
小手返しをかけるとき、『玉子の薄皮もやぶれないくらい』の状態を保って動くと相手は抵抗出来ずにかかるというもの。
中島さんのいう『少しだけなら動く』というものだ。
ファミレスを出た後で空手のI女史に受けてもらったらそれなりに良かったみたい。

それにしても講習会の中で先生に『浪之下』を1回だけ受けて終わりというのは、初めてだ。
にも関わらずまわりの稽古人の方々のおかげでとても充実した稽古になった。
お相手下さった皆さん、ありがとうございました!

コメント