急がば回れ!@半身動作研究会(恵比寿)

木曜日の半身動作研究会の話。
久しぶりに仕事をはやく終えることが出来たので恵比寿の稽古に行くことにした。
(相変わらず着替えは持っているのです(笑))

立川駅の階段を下りていたらちょうど新宿行きの特急が来ていたので、
「(有料だけど)乗ってしまえ!」と思ったら、ドアが閉まって行ってしまった。

なんとタイミングの悪い!こんな日に限って!!
とあきらめて快速に乗ろうと思ったら「○○で事故があり、運転を見合わせます」とアナウンスが流れてきた。
すぐさま係員から別ルートで新宿に出るルートを聞き出し、恵比寿に向かった。
少し遠回りだったので遅刻してしまったが、特急に乗れていたら恵比寿にはこれなかっただろう。
運命を感じます(笑)

『骨盤おこし』のトレーニングで腰椎の曲がりをチェックする方法を紹介された。
股関節から曲がっているか厳密にチェックする方法だ。
中島さんのように丁寧にやらないとなぁ。
実感を求めたり、単に背中を窪ませることにとらわれると結果としてトレーニングが無駄になってしまう。
『浪之下』でもIさんがいっていたが、ゆっくり真っ直ぐが身体を練るのに適しているという話。
これも気をつけないと、通る通らないにとらわれて肝心な感覚が養われなくなっては勿体無い。

急がば回れですね。
来週の忘年会に向けて頑張るぞ!!

ちょっとの間、来れなかっただけだけど、何だか懐かしい人に会ったような感覚。
やっぱり稽古は楽しいなぁ。
皆さまありがとうございました!

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稽古メモ
・『バランスボード』
上半身(骨盤から上)は、真っ直ぐを保つように。
ぐらぐらするゆれは骨盤から下で吸収する。
真ん中1本の設定にしてはけっこう長く立っていられた。
これもトレーニングの成果か?

・『太ももゆるゆる歩法』
ももが弛むポジションを確認しながら歩く。
これはなかなか教えるほうも教わるほうも感覚を伝えるのが難しい。
かかとを踏む。踏んだ結果として重心が移動するようにするといいか!?
しかし連続して歩けない。。。
うーん、もっと研究する必要があるぞ。油断して腹圧をかけわすれるし。

・『力こぶは前』
押したときの感触と威力の違い。
背中側と繋がる感じ。
「受け」よりも「取り」のほうがわかりやすいかも。

S水さんの背中が前回見たときよりも窪んでいた。
本人は「そうですかぁ?!」なんて、ピンときていないようだったけど、
普段トレーニングをしている成果ですね。
励みになります(^^)

Rさんと
・『接点圧力』
考えすぎると『追い越し禁止』違反が発生する。
自分の場合、特に肩の追い越し禁止違反は注意が必要。

色々考えちゃう前に手をのばしてしまうといいみたい。
「ただ単に手を遠くにスッとのばすんです。」
中島さんに1年間言われ続けてきた言葉が少しずつ実感を伴って理解できてきた気がします。

・『E木崩し(仮)』
接点圧力の話と、骨盤おこしトレーニングの成果の話からちょっと思い出したのでRさんと試してみた。
いつのまにかいい感じで動けるようになっていて、
(本家とは威力が違うけど)雰囲気を掴んでもらえるくらいの説明は出来たようだ。
Rさんには是非本家を受けてもらいたい
因みに『E木崩し』という名称は、回りが勝手に名付けただけなのでご本人には伝わりません。

Iさんと
・『浪之下』、『辰巳返し』
最新版の『3要素浪之下』を受けてもらった。
1要素目は、股関節折り(上下)
2要素目は、骨盤おこしの姿勢から、かかとを踏む(前後)
3要素目は、腕振り子(左右)

3要素目の『腕振り子』のせいで気配が出て止められた。
どうやらそもそも『腕振り子』になっていないらしいので、分解して稽古する。
『肘だけ曲げる』『肩だけ動かす』を検証。
肘をただ曲げるだけで動かすと、『辰巳返し』の技として使える動きになる。
肘は空中に固定する感じで押したり引いたりしない。
但し相手が押してくる分は対抗せずに譲る。譲るのはいいが逃げるのはだめ。
微妙ですね。
相手が掴んでいる箇所の(相手の)力には取り合わないようにすると良いみたい。
”掴まれている”のと”力がぶつかっている”のとは別なんですね(今さらですけど)。
掴まれた箇所を気にしすぎていたようだ。
Iさんの辰巳返しは、肘だけ曲げる。腕振り子。股関節曲げ、膝抜きを使っている。
かなり楽にあがっているような感触をうける。お見事!

・『面白浪之下』byIさん
「受け」。下方向にはかなり強い。ピタッ、キュッという感じ。
「取り」。掌底版。やたら持ちづらい。

・『一畳相撲』
Iさんの『ホバーリング版』が受けられるようになっていた。姿勢の力は大きいなぁ。

中島さんの『井桁版』。グワーっと入られるすごい侵入度合い。
これですこれ!

中島さんの『グライダー版』。以前受けたときと比べてふんわり感が減っていた。
姿勢のせい?

私の『甲野先生の最新版(のマネ)』
右前の構えで右半身が行き続けながらいつとはなしに左半身の動きに切り替える。
Iさんに面白さは伝わったようで良かった。
私のは切り替えがなっていません。
是非本物を受けてもらいたい。

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