技と姿勢@半身動作研究会(新川)

先日の半身動作研究会@新川の話し。


技と姿勢について
姿勢の方はもちろん『骨盤おこし』
『太ももゆるゆる歩法(仮称)』をじっくりやった。
立っている状態でそれなりにゆるゆるなだけに出来そうで出来ないというハマリ要素がある。
丁寧にゆるゆる具合を吟味しながら動くと1歩ならなんとかゆるゆるのまま移動できる。

しかしこれが2歩、3歩となると太ももがピクリと力んでしまう。
これが出来たらそれこそ『別世界』だろうなぁ。
現時点での自分の感覚。
・『太ももゆるゆる歩法』は、骨盤のおき具合い(胸を出す、腹圧、足拳骨を含む)にとても影響を受ける(当然か)。
・まず、ゆるゆるの状態で立てなければ歩けない。
・立てたとしても上体が前傾する姿勢では着地の際にブレーキをかけることになり、
太ももが力む必要が出てくるのではないか。
・前傾するなら走らないとゆるゆるにならないだろう(もっともこれは歩けてからの話し)。

結構な時間を姿勢に費やしたがそのせいか、身体がすっきりした感じになった。
M借人さんは「足が軽くなった!」と嬉しそうに話していたし、
この日紅一点の女性も、稽古中から「肩が痛くなくなった!」やら「肘も痛かったのに!」やら驚いていた。
さすがは東京支部長の中島さん、さっそく参加者にトレーニング効果が出ております。
その中島さんも稽古後、なんだか爽快だったみたいで皆さん元気が増した稽古会でした。


って稽古会の話しが一気にエンディングまで行ってしまったが、
稽古では姿勢と技を行ったりきたり。
姿勢の効果と技の面白さを強く感じることが出来た。
『手で押す』
ただこれだけの動作が姿勢だけで変化する。
姿勢がよくなると動きが柔らかくなって、相手にふんわり触れることが出来るようになる。
このふんわり触れるというのは、技の要素でもある気がするがそれが姿勢だけで実現出来てしまうのだ。
「これって技?姿勢!?」と、技か姿勢か効果が良く分からなくなってしまうが、まあいい。
2つは喧嘩する要素ではないので、両方稽古していて多少混ざっちゃうのは仕方ない。
それに以前ほど骨盤おこしの動きが『よっこらしょー』という感じではなくなってきたので、
それほど気にならなくなってきた。
姿勢だけで通っている技も、相手の姿勢が強ければ通らないだろうし、
いずれにしても『姿勢』+『技』が必要になることでしょう。
自分の中では、『柾目返し』が骨盤後傾で出来たら文句なしで技だ。


あとはメモ
骨盤おこしトレーニング
・背骨を撫でる

接点圧力
・ついていく&すっと伸ばす

両手持たせからの崩し
・膝の上で球を撫でる。達人っぽい(笑)
・ドアノブを回す。ピタッとしないと空回り

手をあげる
・お化けの構えであげる

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