”触れる”システマ for 子育て@寝かしつけ

平日家に帰ると姫ことまるちゃん(お腹にいた当時の呼び名)はもうぐっすり眠っている。
だから週末に寝かしつけるのは私にとって、すごく楽しみな時間。
寝る前の時間、部屋に川の字に敷いた布団の上で少しだけのつもりで遊ぶ。
昼寝の時間にもよるけど、たいていまるちゃんも乗り気だ。
本当は、寝る前に興奮し過ぎると眠りにくくなってよろしくないらしいけど、、、


案の定、すっかりテンションがあがってしまたまるちゃんは、暗くしても布団の上を歩き回るほど元気。
こんな時のパパは、遊びすぎたことをほんのり後悔しつつ、寝かしつけに切り替えなければならない。
「起き上がるのをつかまえては、横にする。」というのをまるちゃんが眠くなるまで繰り返すだけれど、
元気なまるちゃんはなかなか寝つこうとしない。

起き上がる途中で邪魔をするかたちになれば、「動きをとめられた」と不機嫌になる。
理想としては、
(起き上がっては見たけれど、やっぱり横になっているほうがいいかな。)
と自然に思えるようにしたい。
それがどうやら実現できたようなのである。


やり方。
まるちゃんが起き上がったところで、お腹と腰に手のひらをあてて、
横から挟むような形で”触れる”。
このときは支えようとしたり、寝かせようとして手に力を入れてはならない。
あくまで”触れる”だけ。
触れるとき、「お腹側の手で腰をマッサージするように」とイメージすると、
触れるだけにもかかわらず下方向に力が働くようだ。

これは先日のシステマ青で北川先生に教わった方法。
このときは相手の肩や胸に触れていたけど、今回の場合も触れ方は同じ。
中島先生に教わった「自分が倒れるつもりで触れにいく」、
広沢先生に教わった「背落とし(この場合は腹落とし?)」
でも良いと思うけれど、
この場合は「腰をマッサージする」という表現がしっくりくる。

このように触れるとまるちゃん自らゆっくり腰を落としてくるように動いてくるので、
腰側の手を添えながら座るまで「付いていく」。
座ったら同じ触れ方で今度は背中と胸に触れると
ゆっくりと倒れてくるので背中側の手で支えながら寝る姿勢まで「付いていく」。

この日はこれを2回繰り返したら、そのままゴロゴロし始めて程なく寝た。
妻が不思議がっていたので試しに妻にもやってみたら、
座りはしないけど、なんとなく後ろに下がってしまうような効果がみられた。
遊びで使えるかも。


この触れるだけで崩れてくるという稽古、私は大好きなのだけれど、どうやらまるちゃんも楽しいらしい。
寝るとき以外でも、後ろで支えながら指で肩に軽く触れると、笑顔で倒れてきてくれる(^^)
たまらなくかわいい(親ばか御免)。


この”触れる”は子育てに大活躍中。
そのうちまた日記に書きます。

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