(続き)
(1つ前の日記、一日目:新幹線はこちら)
○名古屋講習会
名古屋講習会の会場である少林寺拳法の道場に到着。
すでに参加者が何名か集まっていた。
胴着でサンドバッグを叩く方、(たぶん)合気道の稽古をされている方、お話している方などなど、私も股関節の外旋トレーニングなど見た目にわかりにくい動きをしながら開始を待つ。
しばらくして甲野先生登場。
さっそく『膝が迎えに行く』などの最新の気づきを説明。
甲野先生はいつもと変わらず、技を実演しながら説明するというスタイルだが、参加者がいつもと違うので新鮮。
粘っこい人や動きの速い人、丈夫な人などみなさんそれぞれ研究されている様子。
途中、私も”『辰巳返し』が出来る人”と”『太刀奪り』が出来そうな人”として、紹介された。
『辰巳返し』の説明は難しいが、後で私にリクエストされた方に少しだけ説明と感覚を伝える。
・”手を使わない”感覚は人間ジャッキ
・”手を気にしない”感覚は色々な稽古を通じて身につける
力みを抜く感覚を得られる稽古として半身動作研究会の稽古メニュー”手を伸ばす”を紹介したところ、思いの外好評。
特に、壁に寄りかかって手を伸ばす形で、背中が使えない(=力が入らない)のに相手が崩れるのが面白かったらしい。
それから鏡写しの原理を体験していただいたのも大好評。
喜んでもらえてよかった。
○山口先生
甲野先生を囲む輪から離れて山口先生に話を伺う。
「『柾目返し』をやりましょうか。」
私が苦手な稽古断トツNo.1のメニューである。
動けない。
「失敗のまま終わらない。まだ動ける。」
「相手に向かって”絶対に手をあげるぞ!”と集中する。」
動ける状態に身体を整える。
すると動ける状態が見つかる。動ける。
『正面の斬り』も受けさせていただいた。
向かい合っている状態でわかるが、こちらに向けて集中している何かがこれまで体験したことのないものを感じさせる。
カーレースに例えるなら、こちらがエンジンとタイヤも温めて、いつでもアクセルを踏み込める状態ならば、山口先生はアクセルはもう踏んでいて、タイヤが空転し続けているような状態。動けばもう全開でくる。
こういう感じは初めてで、新鮮だった。
この日一番長く相手をしていただいたKさんから、「山口先生は、足の甲をつけた状態の正座からジャンプせずに立ち上がれますよ。」というので聞く前に試してみる。
が、動き方が想像もつかない。
力を入れたら痛いのは明白なのでどうにかしようと試すが、どうしてもジャンプして足の甲を返す動きしか想像出来ない。
本物を見てみたいということでリクエスト。
ジャンプしていないし、途中で膝抜きもしていない。最後まで立ち上がり続けている。
「何の役に立つわけでもないけど、出来たら楽しいでしょ。」
(出来るようになりたい!!)
と思って試みるがどうもジャンプの動作が混じる。
○質問会
肝心のところでメモを取ってない。
色々お話されていました。
実際には全部聞いていたので思い出せなくても身になっているはず。
(メモより)人間は予測を外されたい。
Kさんに話の流れで構造動作トレーニングの中村考宏先生のホームページを紹介。
職業柄きっと役に立つと思います。
最後に記念撮影して終了!
○深夜の研究稽古会
会場を出たのは21時を回っていた。
ここから山口先生の運転で柔整の柔道部による深夜の研究稽古会へ!
ここの監督のK氏は、甲野先生のDVDでインタビューを受けている方で、稽古仲間のK磯さんとは柔道仲間。
柔道を専門にされている方達と甲野先生との稽古はどのようなものになるのか、非常に興味があった。
(まだ続く)
(1つ前の日記、一日目:新幹線はこちら)
○名古屋講習会
名古屋講習会の会場である少林寺拳法の道場に到着。
すでに参加者が何名か集まっていた。
胴着でサンドバッグを叩く方、(たぶん)合気道の稽古をされている方、お話している方などなど、私も股関節の外旋トレーニングなど見た目にわかりにくい動きをしながら開始を待つ。
しばらくして甲野先生登場。
さっそく『膝が迎えに行く』などの最新の気づきを説明。
甲野先生はいつもと変わらず、技を実演しながら説明するというスタイルだが、参加者がいつもと違うので新鮮。
粘っこい人や動きの速い人、丈夫な人などみなさんそれぞれ研究されている様子。
途中、私も”『辰巳返し』が出来る人”と”『太刀奪り』が出来そうな人”として、紹介された。
『辰巳返し』の説明は難しいが、後で私にリクエストされた方に少しだけ説明と感覚を伝える。
・”手を使わない”感覚は人間ジャッキ
・”手を気にしない”感覚は色々な稽古を通じて身につける
力みを抜く感覚を得られる稽古として半身動作研究会の稽古メニュー”手を伸ばす”を紹介したところ、思いの外好評。
特に、壁に寄りかかって手を伸ばす形で、背中が使えない(=力が入らない)のに相手が崩れるのが面白かったらしい。
それから鏡写しの原理を体験していただいたのも大好評。
喜んでもらえてよかった。
○山口先生
甲野先生を囲む輪から離れて山口先生に話を伺う。
「『柾目返し』をやりましょうか。」
私が苦手な稽古断トツNo.1のメニューである。
動けない。
「失敗のまま終わらない。まだ動ける。」
「相手に向かって”絶対に手をあげるぞ!”と集中する。」
動ける状態に身体を整える。
すると動ける状態が見つかる。動ける。
『正面の斬り』も受けさせていただいた。
向かい合っている状態でわかるが、こちらに向けて集中している何かがこれまで体験したことのないものを感じさせる。
カーレースに例えるなら、こちらがエンジンとタイヤも温めて、いつでもアクセルを踏み込める状態ならば、山口先生はアクセルはもう踏んでいて、タイヤが空転し続けているような状態。動けばもう全開でくる。
こういう感じは初めてで、新鮮だった。
この日一番長く相手をしていただいたKさんから、「山口先生は、足の甲をつけた状態の正座からジャンプせずに立ち上がれますよ。」というので聞く前に試してみる。
が、動き方が想像もつかない。
力を入れたら痛いのは明白なのでどうにかしようと試すが、どうしてもジャンプして足の甲を返す動きしか想像出来ない。
本物を見てみたいということでリクエスト。
ジャンプしていないし、途中で膝抜きもしていない。最後まで立ち上がり続けている。
「何の役に立つわけでもないけど、出来たら楽しいでしょ。」
(出来るようになりたい!!)
と思って試みるがどうもジャンプの動作が混じる。
○質問会
肝心のところでメモを取ってない。
色々お話されていました。
実際には全部聞いていたので思い出せなくても身になっているはず。
(メモより)人間は予測を外されたい。
Kさんに話の流れで構造動作トレーニングの中村考宏先生のホームページを紹介。
職業柄きっと役に立つと思います。
最後に記念撮影して終了!
○深夜の研究稽古会
会場を出たのは21時を回っていた。
ここから山口先生の運転で柔整の柔道部による深夜の研究稽古会へ!
ここの監督のK氏は、甲野先生のDVDでインタビューを受けている方で、稽古仲間のK磯さんとは柔道仲間。
柔道を専門にされている方達と甲野先生との稽古はどのようなものになるのか、非常に興味があった。
(まだ続く)
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