甲章研究室「甲野善紀の術理史」


甲章研究室主催、中島先生による『甲野善紀の術理史』セミナー

写真係で参加。
この日は常連だらけの参加者で、中島先生がちょっと説明すると、それをもとに回りでわーっと稽古が始まるというパターンになった。

稽古の形はこれまで何度もやっている形だけれど、テーマを変えて、違う視点からの説明を聞くと新たな発見がある。
この日は、『空中支点』
特に面白いと感じたのが、正面押しの形で『空中支点』を説明された部分。
掴まれた場所よりも、自分の指先よりも遠くに支点をおいて動く。
すると相手とぶつかることなく動けると言うもの。
同じ形、同じ動きで、皮膚の稽古とも言えるし、井桁の動きとも言える。
力まないで動く説明も出来れば、追い越し禁止の説明も出来る。で、今回のは空中支点。
つまり、空中支点を作ろうとして動くのではなく、結果として空中に支点が出来るような動きになるということ。
これは他の説明のときにも言えるのだけれど、動きの説明なしに結果だけ求められても稽古する側は辛いので、取り合えず違いを感じるために空中に支点を作る稽古をするのだ。

いつもと違ったのは昔話が少な目で、じゃんじゃん稽古する形だったところ。
これはおとなしく話を聞いている人が少なかったせいかも知れないな(笑)
私もカメラを持って記録しながら色々と稽古に参加できて良かった。




コメント