方条さんとSさんの条件のきびしい剣の稽古を横目で見ながら、
道場の中をウロウロと歩きながら、壁に手をつきながら、股割りをしながら、
ポイントは骨盤の前傾と腹圧だろう。
このように思いながら色々と動いていると、
こうしてあらためて自分の身体を観察しながら動いてみると、
これを解消しようとすると、今度は腰を反ってしまいそうになる。
個人的には必ずしも腰を引くのが悪いとは思わないのだけれど、
そこに気づいてから、『意地でも腰を引かないという気持ちで、
またまた壁に手をついてみたり、腰割りの形をとったり。
『腰を引くくらいなら反ってしまうか!』
それでも恥骨を前に出すやり方ははっきり見えてこない。
中村先生に聞くかー!
腰が反っちゃってるのかどうなのか。
どちらも良くないのだけれど、感覚を頼りに心地よい状態を探る。
一応見つけた腰を引かない状態が姿勢として丈夫であるように思え
この姿勢の力は、謙譲の美徳、浮木の腿の相性がよく、
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