総勢8名と過去最高の人数が揃った稽古だった。
私は2年ぶりに参加された駒井さんのリクエストに応えて組手の練習をやった。
『相手にとって重さを感じる組み方とはどういうものか?』というテーマで取り組んだ。
私がやるやり方は、組んだら脇を絞って広背筋をきかせる。
これによって腕力以上に相手を引き付ける力が発揮できる。
上半身だけでは重さが乗らないが椅子に腰かけるように腰を落とすと相手に重さが伝わる。
他にも釣り手の拳で相手の動きを察知するセンサーを作る話もしたが、これは私もまだまだなのでうまく伝えられなかったように思う。
以前の恵比寿稽古でWさんからもらったアドバイスについて書いたブログを読んだWさんが、95%合っていると評価してくれて、5%の違いについても教えてくれた。
『謙譲の美徳』で相手に跳ばされると書いた部分は、自分で跳んでいるが正しいという。
言われてみれば相手に跳ばされるつもりになっているものの、跳んでいるのは自分だから、その余計な部分を止めたらいいということだ。
補助輪が強力すぎて依存してしまっていた。思い返すとこのアドバイスを聞いて以降、ずいぶん動きやすくなって新しい投げの感覚も出てきているので、すでに呪縛から解放された部分が出てきているのかもしれない。
WさんがIさんと稽古の話をしていたので一緒に聞こうとしたときに、Wさんから「これは空気投げの答えにもなる内容だから君は聞かない方がいい。」と止められた。
答えをきくのは面白くないのでその場を離れたが、その前にみたWさんの姿勢からある仮説が浮かび上がって来てしまっていた。
自分でも試したことのある形なのだが、あらためて試したくなった。
今度また試してみようと思う。
追記(訂正)
Wさんが「答えにもなる」と言っていたのは、空気投げに対してではなく、
謙譲の美徳に対してでしたー。
しかし勘違いしたおかげで空気投げに進展があったので、結果的に勘違いして良かった(笑)
Wさんが「答えにもなる」と言っていたのは、空気投げに対してではなく、
謙譲の美徳に対してでしたー。
しかし勘違いしたおかげで空気投げに進展があったので、結果的に勘違いして良かった(笑)
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