武学スペシャル『古式泳法、柔術、剣術』

武学スペシャル終了!古式泳法、柔術、剣術と武術三昧の1日でした。心地よい披露と言いたいところですが、電車で気絶しそうになってます。楽しいので動きすぎました!
今日は朝から嘉陽先生の向井流水法、『亀泳ぎ』に始まり『浮いて待て』から『横泳ぎ』。水遁の術?では吸気と水圧の勝負。大変なのに呼吸を頑張る度に鼻から水が入ってきてもっと大変。一番の収穫は『浮いて待て』の練習方法がわかったこと。

お昼をはさんで午後からは中井佑樹先生のBJJ。中井先生の押さえ込みは圧が違う!普段あまりやらない亀潰し、前三角、腕絡み、亀の防御も。絞め技もしっかり。寝技をたっぷりと堪能しました!寝技はいい技を受けてたくさん練習するのが一番ですね。

最後は修武堂の小山先生による居合い、剣術。数年ぶりの模擬刀。形を通じて、礼法、趺踞(ふきょ)と言われる座り方、抜刀、納刀。慣れない動作、手順に戸惑いながらも、組んだ方と取材の編集者の方に形が綺麗だと誉められて調子づく自分。それにしても三尺三寸って実際に抜いてるの初めて見ました!

武学スペシャルの余韻が深い。披露と筋肉痛のせいだけではないだろう。企画を実現した主宰の光岡先生には感謝しかない。強力な講師陣に強力な主宰者と強力なスタッフと参加者の方々から生み出された環境に身を置けたことが何より有難い。

武学スペシャルの経験は、初体験のジャンルを長く練習できたなんて単純なものではない。嘉陽先生の古式泳法普及に取り組む姿勢、中井先生のジャンルを超えて格闘・スポーツ界を盛り上げようとする姿勢、小山先生の伝統武術を探究する姿勢。技法の練習を通じて先生方の熱もしっかり伝わってきた。

大事なのはこの後自分がどうするかだ。練習するしかないが、ただ練習するのでは満足できなくなっている。『何のために空気投げを研究するのか?』は研究を続けながら問いかけ続けることになりそうだ。

もう1つ。シュワイジャオに取り組む駒井さんから『馬鹿は感染る』という言葉を聞いてしまった。駒井さんの取り組みは馬鹿はどころか素晴らしいと思うが、どうも何か感染してしまったように思う。空気投げ研究に関してどんな症状が出るのかわからないが自分でも少し楽しみにしている。

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