柔道練習153回目『太刀奪りの体捌きと内股』

柔道練習。

打ち込み練習に膝車、足車も取り入れてみた。
膝車は前回り捌き、足車は後ろ回り捌きが練習しやすい。いかに横方向に回り続けられるかがポイント。引き手となる左手が少しでも下方向を向くと技が掛からない。
ここが空気投げ等の落とし系の技と大きく異なる。
投げる場合は、右手も効かせて相手をひっくり返す。
動きを確かめながら練習すると打ち込みのつもりが相手が耐えられなくて投げてしまう。
感覚を得ながら投げないで練習できる形も探さなければ。

内股の入りかたを1,2,3ではなく出来るだけ1のタイミングで入るにはどうすれば良いかとSさんと研究した。
相手を引き付ける動作で自分を前に跳ばすと同時に前回り捌きに回転して足を跳ね上げる方法を提案するもSさんがうまくいかない。
見る限り、足が残ってしまうのが原因なのはわかるが、どうアドバイスすればよいかと考えたところ、太刀奪りの体捌きが良いと閃いた。
そこでSさんには引き付ける動作で足ではなく自分の腰を運ぶようにとアドバイスをしたところ、腑に落ちたようで動きがスムーズになった。
このアドバイスは私のなかでも動きを変えるヒントになった気がする。
投げ技に入る動きと太刀奪りの体捌きが繋がればこれまでより鋭い入りかたが出来るようになるはずだ。

Sさん、Aさんとの乱取り練習。
簡単に投げられる場面がずいぶん減ったように思うが、その割りに自分から仕掛けていけていない。
ここは大きな課題だ。
この日は重さをかける組手をしつつ、技を掛けられないかというテーマを持って取り組んだ。
・重さをかける方法はわかった。
・重さをかけたまま動く方法もわかった。
・技の仕組みも解明出来てきている。

ここまで来て乱取り練習をするなら、重さをかけたまま相手をいつかせて投げる方法を研究するとこの先が拓けそうである。
空気投げ研究家として柔道に取り組むからには、自分がやる動きは理論的に説明出来るレベルまで整理していきたい。

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匿名 さんのコメント…
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