恵比寿稽古『蹴らない体捌き』

早めについて体をほぐす。

地球体操、股割り、継ぎ足の移動練習。
片足でステップを踏む足払いの1人打ち込み。
首抜き回転受け身をゆっくり。
12KGケトルベルでのスイング。

回転受け身とケトルベルで一気に体が解れてくる。

岡田さんとEさんが空手の基礎練習をしている間も杖とサンドバッグを使って1人稽古を続ける。
サンドバッグではなるべく腕の力をいれずに移動させる体捌きと姿勢を探った。
ここでも先週岡田さんから教わった『空気投げ』の呪文が効いた。
丈夫な姿勢を保つことで同じ効果を楽に出せるようになる。

1人稽古で膝車の妄想を膨らませる。
その妄想とは、横移動の距離を大きく相手に気づかれないように移動して釣り合いを取らせ、それを回転する力に転換するとより投げやすいというもの。

1人打ち込みを試しているうちに先日の俳優向け講座で甲野先生が説明していた『向き変わる』動きの説明を思い出した。
正面から右方向に進み出すのに、まず体が横向きに移動し始めてから進行方向に体を向けるようにすると、いつとはなく向き変われるというもの。

相手と向き合った形からだと左足側面を踏みつつ右足を弛めることで右方向への重心移動を発生させる。
右足の接地をきっかけに左方向へ回転して後回りに体を捌くがこのときのポイントは横方向へ移動し続けようとすることだ。

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