柔道練習176回目『釣り手だけの空気投げ(動画あり)』

柔道練習終了。1人練習生のKくんの背負投げ。打込み速度が遅いのでちょっとだけ中島章夫先生の動作術を教えたところ急に速くなった。遅れてきて何も知らないR先生が乱取りでその背負い投げを連続で喰らって「おー!」っと言っていた。明らかに良くなっている!

そのRさんには乱取り練習で、空気投げで投げられまくった。今日は空気投げを警戒していても耐えられなかった。聞くと普通の技を仕掛けつつ私の重心位置を感じとるように意識して空気投げに入っているそう。もちろんその時の姿勢にも気を付けている。これは凄い。

通常練習後の研究稽古で右釣り手側の崩しから効果的に空気投げ入るやり方はないかと検証したところ、相手の左足を居付かせたまま空気投げに入ると良さそうだとわかった。そこでRさんから「デンプシーロール」のキーワードが飛び出したがこれがさらに凄かった。

「デンプシーロール」を使うと右釣り手の崩しから投げまでが一筆書きのように繋がる。大きな動きでも動きが途切れないので綺麗に投げられるようになる。よく背負い投げの説明で釣り手だけで投げる説明を聞くが、「デンプシーロール」を使うと釣り手だけで綺麗に空気投げが決まるようになった。




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