柔道練習177回目『平成最後の稽古は抜刀の浮落』

平成最後の柔道練習。乱取りでRさんの空気投げが見事に決まった。私は空気投げを思いきり警戒されたので久しぶりに帯取返に入ったら上手く行った。しかし今日は何と言っても浮落!抜刀の感覚で仕掛けたら不格好ながらも成功。間違い無さそうなので練習後に研究稽古をして確認した。

空気投げの感覚で抜刀が良くなって、今度は抜刀の体捌きで浮落が変わった。普通に受けてもらって柔道形のように綺麗な投げが決まる。柔道家は剣術もやるといい。効果を実感したRさんは練習終わって着替えてからも木刀で抜刀練習をしてました(笑)

抜刀でやる浮落は体を左に開きながら下がる際に、釣り手は後に引かず引き手を体幹部に近づけながら動く。両手で引くとガッチリ止められてしまう受けに対して抜刀の体捌きだと動ける。これは堪えず力の方向が変化するので相手の予測を裏切り続けるからだろうと感じた。

平成最後の空気投げは『浮落』。始めは両手で引いてみて相手の抵抗が発生するのを確認。投げは抜刀の体捌きでやっています。


木刀を使った『浮落』の検証。柄頭と左手首を前後に開かないようにかなり強めに抵抗してもらってます。始めは両手で引いて最後に抜刀しています。
<動画公開予定>

空気投げは抜刀で抜刀は空気投げ。令和の空気投げ研究も益々面白くなりそうです!

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