雀鷹舎稽古)R先生の背負投のやり方を予想してみました

剣術の形練習のおかげで先日の剣術稽古の8時間を手順を覚える時間以外に費やすことが出来た。
会主の岡田さんにお礼をお伝えした。

私が休んでいた間、Wさんが来て四股で進むすり足の練習を教えてくれていたそう。
四股で進むすり足の練習は腰を落とせば落とすほど腰を反りやすくなり、それを抑え込むのがきつくなる。
仙骨を丸め込む動きで重心を前方向に送り足を前に置いて進む。なるべく真っ直ぐ、腰や腿をあげないまま進む。
しんどい。


Iさんに教わった空気投げの練習。実践的な形ではないがこれがわかると足技の体捌きが変わるので面白い。
その1
斬り手にして襟を持ち真横への体捌きと下方向への沈みで相手を前方向に倒す。
その2
斬り手にして肩辺りを掴み足腰斬り手の動きを一致させて引き手方向を向き、相手が自分の前に引き出されてきたら身を沈めて相手の後ろ方向に倒す。
実はこれあんまり練習してなかったので出来なくなっていたが、やり方の一部を誤って覚えてしまっていたようだ。復習でやり方がわかった。
その1は送り足払い、その2は出足払いに繋がるのでとても面白い。

先日覚醒して乱取り中に私を布切れの如く投げまくったR先生の背負投が凄い
という話をして何とか再現出来ないか検討してみた。
Iさんが仙骨を丸めるようにして相手の下に潜り込む方法を教えてくれたが、
これは確かに有効だがR先生がこの技術を知っているとは思えない。
実はもっと単純でどこかの手順を省略しているのではないかという予測から、
180度回転するところをこっそり90度くらい腰を捻っておいて移動距離を半分にしている説が出たり、
私がやった軽く上げる肩車と同じように相手の崩れに対して、どこに入れば相手が勝手に飛ぶかを掴んでそこに向かって飛び込んでいる説などが出た。
仮説が出たので同じ技を見たとしても見え方が変わってくるはず。
三船十段の空気投げに加えてR先生の背負投を研究してみよう。

終了後、思い出したように軽くなった肩車を中でも一番体格のいいEさんに受けてもらう。
簡単に持ち上げられてびっくりしたようだった。
元はと言えばIさんに教わった引手で相手の左腰を取るという技術からだ。
そこから崩れた相手の重心を戻さないように張りを保って肩車に入ると相手が勝手に乗っかてくるように持ち上がる。
斬り手もそうだが最近、雀鷹舎で岡田さんやIさんに教わった技術が応用出来るようになってきたと感じる。
面白い。面白い。

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