崩しから技に入るまで相手の重心を戻さないってのは全部の技に共通するポイント。私は肩車で実感してから他の技でも気を付けるようにしたらかなり改善されてきた。私の場合、投げで何だか相手を重く感じるのはだいたいこれが原因。
posted at 11:52:20
Nさんとの柔道研究。めっちゃ理解が進んだ。足払浮舟で浮かす崩し。相手が頑張るほど崩しやすく継続しやすい。自護体の相手を投げる浮業になぜ横落、谷落のように落の名がついていないのか、浮腰と大腰の決定的な違いは何かが今日の浮かす崩しから見えてくる。どちらも浮かせてから投げている。
posted at 16:46:23
古式の形で受けがつま先立ちでちょこちょこ動かされている理由もこの浮かす崩しで納得できる。この崩しは受けが吸い込ませるように引き付けられて肩が上がった状態で居着かされる。この状態で相手に動かれるとついていく以外にやりようがなくなる。相手に依存して立っていられる状態。やらせではない。
posted at 16:46:24
相四つ、喧嘩四つに組んで崩しの検証。相手が突っ張って防御してくれたほうが崩しやすい。突っ張った力の方向には逆らわず、力を自分に引き込んでからその方向を立てるようにすると相手がこちらに引き寄せられつつ肩があがる。組んだ感触が軽くなるのでそこから投げれば良い。
posted at 16:58:49
発見は止まらない。片袖を掴まれた形、片襟、両袖、両襟、片腕を両手で掴む、などの状況でも相手がしっかり掴んでくれた方が浮かし崩しはやりやすい。こちらが掴んでも同じ。座り正面の斬りで相手がしっかり下に潜り込んできても膝から剥がしてひっくり返る。強力な崩しだ。
posted at 17:21:04
まだ終わらない。寝技でも有効。シザーズスイープや亀の返し、絞め技の極め。亀は相手が足を広げて耐えても機能しないし片手でひょいと返る。受けてもやっても面白い。Nさんが上手かったが袈裟固め、横四方をしっかりかけたとこらからゆっくりとひっくり返すのには驚かされた。この技術は凄い。
posted at 17:27:59
三船十段の映像に見た右釣り手で作る壁も相手を浮かし崩すと強力に作用する。釣り手の壁の圧力は体捌きで相手に迫り、相撲でいうおっつけの形で作用し、側転させる投げになる。この角度は丁度相手の足小指の付け根横に重心が乗り、膝を曲げて踏ん張ることが出来ずに跳ぶ。
posted at 17:40:55
2人で3時間ノンストップの研究はかなり進む。甲野先生に教わった不動剣の形も浮かす崩しとの相性がいい。大外刈、大内刈、大外刈から大内刈への切り替え、引き出す小内刈、小外刈。不動剣と足払浮舟の浮きを使った大内刈は強力。大外刈から大内刈に切り替える投げは不動剣の形にかなり近い。
posted at 17:47:27
相手の動きを邪魔しない、相手の力を貰って動く。これらを意識すると釣り手の押す圧力をもらって受け流す、引き手を絞る圧力をもらって浮かす、肩車は相手が乗ってくるのを待つ、前回り捌きの技は相手の前から垂直に消えるなどのポイントが次々に見えてくる。
posted at 18:04:11
発見だらけ。打ち込みで相手を引き付けて崩す動きも腕で引き付けるのではなく浮かせ崩すことで相手を自分に引き寄せる。これで体落は前に構えた剣を後ろに振り下ろすかのような投げになる。内股、大外刈、大内刈、小内刈、背負投、普段やってる打ち込みは手順と形は変わらず質が全部変わる。
posted at 22:02:44
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