特別な人症候群@構造動作トレーニング

自分を励ますための日記です。

■特別な人症候群
MATAWARIトレーニングに限らず、構造動作トレーニングでは(女性よりも男性が、華奢な人よりもゴツい人はさらに)動作途中で痛みを伴うことが多い。
痛みを感じるとついつい弱気な考えや言い訳が浮かんでくる。
(中村先生の身体が特別で、あんなことが出来るのは中村先生だけなのではないか。)
(自分は他の人とは関節の作りが少し違っていて、そのせいでトレーニングの効果が出ないのではないか)
しかし、へなちょこの分際ながら2年ほどトレーニングを続けてきた私が実感することは、
上記の考えは、現在骨折中などよほどの状況でない限り誤りである。
つまり出来ないのは誰かが特別なせいではなく、自分がまだ出来ていないだけの話である。

こうは書いているが、自分もこれを言われれば耳が痛い。
私もトレーニングを通じて特別な人症候群にかかりかけた。
私の特別な人症候群の発祥元は、中学生の時にプールの足跡をみて気づいた扁平足と、
高校生のときに首を痛めて医者から言われた”ストレートネック”である。
扁平足では、セミナーで踏んではいけないと言われている”土踏まず”が常に踏まれているような状態。
”ストレートネック”は、頚椎の湾曲が少ないためショックを吸収できず、首を痛めやすいと言われる。
セミナーを受け始めて間もない頃、ちょっとだけこれらの不安を中村先生に聞いてみたところ、「そんなんは関係ない。」と一蹴されてしまった。

関係ないのである。

実際にトレーニングをしてみるとわかるが、
今の姿勢を”改善”していくのだから出発点はその人の今であって、
なんとなく想像する”普通の人”の状態(扁平足ではなくて”ストレートネック”でも”ストレートバック”でも無い)が出発点である必要はないのである。
実は私はつい先日の健康診断でレントゲンをみた医者から”ストレートバック”と言われ、
首だけでなく背骨全体に湾曲が少ないということがあらたに判明した。
腰痛や肩こりになりやすいらしい。
さらには左右にもグネグネと歪んでいて、左肩があがっているのはそのせいだと言われた。

しかし、私には”関係ない”のである。
私の状態なので実際には関係あるのだけれど、トレーニングが出来ない理由にはならない。
姿勢改善のトレーニングなので、むしろやったほうが良いはずである。
このように思えるようになることも、トレーニングを続けていく為の一歩になるように感じてこの日記を書くことにした。

頑張れ俺。

でもやっぱり、特別。だなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=jFyaNCkXSP0

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