構造動作トレーニング@半身動作研究会


中島先生の説明を聞きながら隅っこで目立たぬように『体幹立ち』を含む構造動作トレーニングをさせていただこうと企んで参加した半身動作研究会「骨盤おこしトレーニング」の稽古。 
と思ったら珍しく10人近い大人数で、本当にすみっこでやることに。 

最近、構造動作関連のセミナーに参加すると「DVDに出てましたよね」と声をかけられることが多い。 
なにがというわけではないが、なんだか油断ならない(笑) 

Twitterで中村先生に聞いたところによれば股割りmoreチャレンジでやった新メニューに『体幹立ち』という名前がついていた。 

■体幹立ち 
うつ伏せから股関節の可動域を広げるあの新メニュー。 
これが自分に必要な動きに思えてならない。 
やると今まで動いていなかった方向にテンションがかかってくる。 
腹圧を忘れず、股関節の場所を意識しながら丁寧に行うのがよい。 


■股割り 
股割りトレーニングは骨盤立位でやったほうがその効果が高いように思う。 
この骨盤立位の手助けになるのが段差なのだが、股割りの場合は段差がありすぎても、落下に対するブレーキがかかってしまいやりにくい。 
明石町の会場にある段差は、そのあたりが丁度良い。 
ちなみに東京武道館にある段差も良い。 

講座の後半、股割りの説明が始まったところで、私も周りの方に手順だけ説明しながら段差で試しにやってみると、今までになく腹で割って入れた。 
この日1時間半近く様々な動作で股関節に刺激を入れてやったおかげだと思うが、やはり『体幹立ち』効果が大きいだろう、久しぶりに股割りの進展を感じることが出来た。 

そういえば、この日みた中島先生の股割りも以前と比べて随分進展されている。 


この日、私の股割りを見ていた参加者の方に「そこまでになるのにどれくらいかかったのですか?」と質問された。 

最近この質問を受けることが多いが、そのまま「構造動作トレーニングを始めて4年ほどです。」お答えした。 
これを長いと感じるか、短いと感じるか。 

続けてきて思うのは、やる前からそしてやってからもどちらも感じる必要はないということ。 
変化は一人一人の個人のもので、中村先生のようにロールオーバーが出来なくても、中島先生のように腹圧がかからなくても、続けていれば何度となく自分の進展を感じる場面があるからだ。 

中村先生はこれを「感覚変化」とよんでいるが、これも人それぞれ。 
私の場合もいくつか「感覚変化」があった。 
・股関節の位置を把握出来る感覚 
呼吸の吸気が自動的に行われる感覚 
上り階段で後ろから押し上げられる感覚 
などなど 
すぐに慣れてしまうので、いまでは当たり前になっている感覚だが、変化を感じたときは嬉しい驚きだった。 

だから、 
「股割りが全然出来るようにならない」と嘆かず、 
「いつ出来るようになるのだろうか」と心配せず、 
「いっそストレッチで伸ばしてしまおうか」と迷わず、 
地道に続けるのみです。 

と書いてはみたものの、一度はロールオーバーを自分の身体で体験したーい! 
 
やっぱりインパクトがありますから(笑) 
いつ出来るようになるのかなぁ。。。 


まずは下腹をつける! 

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