はみ出さない稽古@八光流柔術


久しぶりに広沢先生にご挨拶。八光流の稽古に参加した。
広沢先生主催のノーブランド柔術研究会に通い始めた当時はまだ娘も生まれていない頃だった。娘も4歳になる。
稽古日記も書き始めて5年も経っていたのか!
月日がたつのは本当に早い。広沢先生の髭も伸びるわけだ(笑)

たまに書いておこうと思いますが、この日記に限らず、すべての日記に当てはまることですが技の説明や感想は私が実際に聞いて体験したことを書いています。
しかし内容には私の主観が入り込みます。忘たり聞き逃した部分、その時興味がない部分(笑)は、書かれていません。興味を持たれた方は是非一度私のフィルターを通さずに体験されてみてください!


「左右の重心移動」
右足から左足へ重心を移動させる。こう書くと誤解してしまいそうなので注意点も書いておこう。
”身体は真っ直ぐあり続ける”
(言葉は私が感じた感覚を書いているので、すべてが広沢先生の説明と一致するわけではないです)
右足重心で真っ直ぐ立った状態から、重心を一度上にあげて、それを左足の上に持ってきて真っ直ぐ下げる。
それから、もう1つ注意。私はこれが出来ていなかった。
”身体の外にはみ出さない”
前も注意されたが、足の裏からはみ出るほどの移動は、重心移動ではなく、寄りかかり。
これは自分だけでなく相手にもさせない。
膝や足裏に横方向に加重を感じるようでは、真っ直ぐではなくなっている。

「立つ」
「はみ出ない重心移動」
「真っ直ぐ落ちる」

これらが出来た上で大切なのが、
「相手と繋がる」
ということ。

ここを頭で理解しようとすると混乱する。
・繋がったまま
・手は手、身体は身体。
・別々に動くが繋がりは解かない。

私も出来た上で言うわけじゃないのだけれど、考えると駄目。とにかく色々な形でやってみるというのが良いだろう。
実際この日も色々な稽古を行ったけれど、全てに通ずるポイントであった。

一人
・両足で立つ。踵に重心を感じるように。
 前・左右にはみ出さない。
・しゃがむ。真っ直ぐに下までしゃがむ。
 重心の位置は踵のまま。
・重心移動。「片足で立つ」を左右切り替え。
 重心の移動は持ち上げて、上で移動させて、真っ直ぐ下ろす。
・正座で重心移動。右に乗れば左足が自由に動かせるように。
・正座から立つ。右に乗り、自由な左足を前に着く。重心移動で左に乗る。自由な右足を蹴ることなく立つ。
・重心移動で歩く。「片足で立つ」を左右切り替え。前に出す足は自由に動ける状態。接地した段階では体重を乗せない。重心移動で蹴らずに進む。

二人
・相手の胸を押す
・両腕を前から掴んでもらい、真っ直ぐしゃがむ。
・片腕を横から掴んでもらい、重心移動&真っ直ぐ落ちる
・片腕を前から掴んでもらい、重心移動&真っ直ぐ落ちる
相手がいると繋がった状態を保つ必要がある。これが考えては駄目な稽古。

稽古後、宴会芸の師匠である広沢先生にNew宴会芸の「正座から立つ」を披露。
事前に写真などで見て、想像はされていたとのことでしたが、何と一発でほぼ真似されてしまった(やり方は同じ)。
さすがは師匠、今までチャレンジした人とは違う見方をされていた。
・どこの力が抜けているか
引き算の稽古をされている広沢先生らしい観察です。
たいていどこを使っているかという目で見てしまいがちで、それも悪い見方とは思えないのだけれど、使っていないところを見るというのは抜けていた。
勉強になります。

広沢先生の八光流に興味がある方、千葉・東京・神奈川など色々な場所で稽古出来ます。体験入門など受付中とのことです。
詳しくは広沢先生のブログをどう(あんころ猫の手
入門後は特別稽古と言って、マンツーマン指導も申し込めるようですぞ。ぐんぐん上達したい方にもおすすめ!

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