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2015年8月17日月曜日

どこに向かうのか?!

「たいさんはいったいどこに向かっているのか?!」
何度か言われている。


仕事はシステム開発なので武術とは無縁、家庭がありながら、しょっちゅうあちこちのセミナーに参加している。
自分のブログを読み返してみると構造動作トレーニングと甲野先生、中島先生の稽古会だけでなく、ときに手裏剣、空手、中国拳法、古流柔術、合気道、かとおもえば忍者にシステマにブラジリアン柔術まで!いったいどこに向かっているのか?!

これでは確かにわからない。

以前はただただ楽しいからとか、知らないことを知りたいからとか、そもそも趣味を続けるのにたいそうな理由なんているかい!くらいに思っていた。
いまでも基本的にはそう思っているのだけれど、加えて、興味のある人には伝えられるものがあれば伝えたいという気持ちも出てきている。
骨盤おこしトレーナーや松聲館技法研究員になったころからそう思うようになってきたような気がする。


しかし今はそれよりもはっきりとしたテーマがある。
『空気投げ』だ。

空気投げ研究家として研究を始めてから、技の仕組みを根本から理解するように努めながら普段の稽古に取り組むようになっていった。
すると面白いことに今まで何度も聞いた説明や練習してきた動きのなかに『空気投げ』のヒントがたくさんあることにあらためて気づくようになってきたのだ。

技にはいるタイミング
相手を崩す手の使い方
手と体捌きの関係
踏ん張らないことの重要性
重さのかけ方
相手の重心位置と崩し
相手の重心位置と投げ
触れずに崩す技術
気配を消す技術
力を合成する技術
丈夫な構造を作る技術
体をまとめる技術


これらは全て空気投げに役立つのと同時に、空気投げのヒントとなったそれぞれの技の理解にも繋がる。


『空気投げ』を通じて技を根本から理解できてくると、抽象的に思えていた「崩し、作り、掛け」について、自分の実感を伴った言葉で説明できるようになる。

崩し
崩れるとは、重心の位置が十分ではない位置になること。
つまり、崩しとは相手の重心位置を十分な位置(基底面)からはみ出させることだ。

作り
自分が技を掛ける、あるいは相手を崩すのに十分な状態にすること。
相手が崩れていなければ崩すのに十分な位置や構えを取ったり体捌きをしたりすること。
相手が崩れていれば技を掛けるのに十分な準備をすること。

掛け
技を掛けること。


『空気投げ』も例外ではなく、この原理に基づいている。
先日のことだが、『空気投げ』と同じやり方で『○落』が説明できるようになって、その後、いくつかの『足技』も同じ説明が成り立つことが理解できた。


私がつぎに考えているのは、『空気投げ』の練習方法だ。
ここからさらに繋げていきたい構想があるのだけれど、今はまだあたためておこう。

試合か乱取りで『空気投げ』が出たらはじめて『出来た』と言おうとしているが、
これは他の柔道技と同様、乱取り練習を積む必要がある。

焦らずに練習していきたい。


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