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2016年5月24日火曜日

松聲館の技法レポート『鑽火(きりび)投げ』

久しぶりにメルマガ動画の撮影に行ってきた。

期間が空いた分、受けてない技がたまっていたが、この日新しく生まれた技の方が多かった。
なかでも『吸い込まれる内観』の変化で、吸い込む穴が小さくなることと、その穴の位置が技に大きく影響していた。
その内観が結果として『謙譲の美徳』効果を引き出していることに気づいて、技に確信が持てたという。


実際受けた技のかたちは様々だが、威力は間違いなかった。
例えばボクシンググローブをつけてジャブを打ったところ、同じくらい軽く放ったように見える先生の拳が合わさった瞬間後ろに弾き飛ばされた。
柔道でこちらが襟を持って距離を取っているところをその釣り手に先生の手を添えたようなかたちでいきなり体を崩された。


ほかにも新技がたくさんあるのでメルマガを楽しみにしていてほしい。
感触が気になる方は近くのセミナーに参加してリクエストしていただきたい。


わたしの感覚では、吸われる内観は短い時間に体を強烈にまとめて、その体が浮いたような状態になるのだと思う。


極めつけは私が帰る直前の話だ。
柔道の右相四つに組んだ状態から、その前に体を大きく崩された吸われる内観による謙譲の美徳を使った動きをされると、いきなり『空気投げ』のように投げられる。
驚いたのはこちらがかなり警戒した状態で組んでいても投げられてしまう点だった。
『謙譲の美徳』の使いどころと投げの形もいま私がやっている『空気投げ』とほぼ同じだったが、これは技の質が違う。
『雪庇落し』で感じた起こりのなさがこの技にもある。


後にこの空気投げは『鑽火(きりび)投げ』と名前がつけられた。

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