柔道練習134回目『大内刈』の入り方検証

ツイートより転記
柔道練習でKパパから『大内刈』の入り方を教わった。子供達に説明するも思うように伝わらないということで、教わりつつどうやっているか確認した。説明は「真っ直ぐ腰に抱きつくように胸を当てにいく。」であり、この感覚で技を掛けているという。

確かに『大内刈』を掛けるときに低い姿勢で相手に胸をあてて押し込んでいる状態になっていれば、かなり掛けやすくなる。問題はいかにこの状態に入るかであり、教わった子供も「真っ直ぐ入りたくても入れない!」と困っている様子であった。

Kパパのリクエストもあって、私が釣り手を突っ張って距離を取ろうとするところを入ってきてもらうと、説明と違う部分が見えた。私が釣り手で距離を取ろうと突っ張る瞬間、上半身を素早く捻って釣り手をかわしていたのだ。つまり下半身は真っ直ぐ突っ込んでいるが上半身は自由に動く状態であった。

しかし説明は大事な部分をおさえている。これを『釣り手をかわして入る』と聞いてしまうと体を反った状態で突っ込んでしまい相手の『小外刈』の餌食になってしまう。あくまで『真っ直ぐに入る』のである。途中で釣り手がぶつかったらそこだけ避ければ良い。

私には出来る人の教えることは教えられないが、出来る人は出来る人で、教えた相手が何故出来ないかがわからない事という悩みもあるようだ。今回、私は勉強になるし、子供達も理解が進むし、良いとこ取りの場面だったが、柔道界への貢献の仕方の1つとして面白いと感じた場面でもあった。

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