柔道練習158回目『逃げにくい背負い投げ』

柔道練習。背負投でよいタイミングで入れているのに投げきれない子がいたので、K先生に逃げにくい背負投を体験してもらい、そのコツをお伝えした。来週以降、子供達にも伝えてやってみることになった。小難しい説明ではないので子供にもわかってもらえそう。

K先生はお手本は見せられても子供達にどうアドバイスをすれば良いのかわからないという。私の研究は出来ないところからの研究。子供たちがどこでつまずいているか文字通りわが身のごとくよくわかる(笑)

K先生が私の説明をきくと「確かにそうやってるかも。」とよく言われる。技が出来るのとそれを他人に伝えられるのかは別問題だ。いま取り組んでいる技の整理が指導するにもされるにも役立ちそう。独りよがりの押し付けにならないよう道場の指導者のかたの意見も聞きながら進めていきたい。

私は柔道の指導者ではないので直接子供達を指導はしない。アドバイスも先生が説明した内容になるよう気を付けている。私が話すのは稽古後先生に少しだけ。その日を振り振り返って私の意見が役立ちそうなところだけ。他人に指導するのと稽古仲間に研究内容を話すのをは全く違う話。混同してはならない。

これまで開催した空気投げセミナーを研究稽古会としたのは、私が指導の観点で研究していないからだ。それでも参加者は私から何かを学びに来る。その期待に応えるための準備は技の研究より何倍も大変だ(笑)今のところ空気投げセミナーは半年に一回ペースの開催になっているがそれくらいでちょうどいい。

いまやっている技の整理が一段落ついたら中島章夫先生の技アリ企画で取り上げていただこうとしている。しかし今のところターゲットが不明(笑)柔道技を技の仕組みで再分類して、7つの技を練習すると他の全部の技の仕組みがわかってくるって話、どこに需要があるでしょうね?(笑)

今日の柔道練習。時間がなくてあまり研究稽古は出来なかったが、乱取り練習で課題が明確になった。足技を連続で出せるようになりつつあるものの、それが有効打にならない原因。ステップだ。足技のステップは普段やらない動きなので練習しないと本当に全く出来ない。


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