柔道練習163回目『丈夫な姿勢で打ち込み』

どの練習でもそうだが特に小内刈、大内刈の打ち込みは、やり方次第では下手になってしまうことに気がついた。

打ち込みでは相手が立っているところに向かっていくが、相手にしっかり立ってもらうので結果的にこちらが崩れる格好になりやすい。
崩れないまでも腰を反らせるかっこうになって構造的に弱い姿勢になりやすい。
この練習を繰り返していざ乱取りで試そうとしても入ろうとする姿勢が脆いので簡単に返されてしまうというわけだ。

これまで仕掛けては返されると言うのを繰り返していたが、仕掛けたときに丈夫な姿勢になっていたらこれまでのように返されなくなるだろう。

先日駒井さんの説明を受けながら、自分の姿勢を強く保ち、相手に押し返されない状態のまま動く練習をした内容をそのまま柔道の打ち込み練習でも取り入れる必要がある。

いつくかの技で実際にどう変化するか試してみたところ、試した技の全てにおいて大きく技の効きが向上した。
特に背負い投げでは軸となる足に対して丈夫な姿勢を取ることで楽に大きな力が出せることが確認できた。
技の速度も向上する。

このことをいつも練習しているRさんに説明したところ、その後の乱取り練習で今まで入られなかったタイミングから背負い投げに入られ、見事に投げ飛ばされた。
前回もあったが、私が説明してRさんがいち早くものにして、説明した私が最初の犠牲者(?)になるというのが続いている。
出来れば私が先に投げたいところだが、私の説明が他人の上達に繋がることを実証してもらえていると考えると嬉しく有り難いことだと思う。

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