恵比寿稽古

五の形1本目
Eさんに受けてもらうと倒れない。
倒れないのは押し崩した後、左足を引いて踏ん張る動作を押された分よりも大きく引いて構え直しているからだ。
この時点で形としては成立していないので倒れないことは気にしなくていい。
岡田さんの提案でこの場合であっても同じ手数で倒すにはどうすればよいのか、別の課題として取り組むことにした。
これはこれでいかにも甲野先生の稽古っぽくて面白い。

Eさんはこちらが押した分以上に引くので、これにぴったりついていく必要がある。
これについては単に早く前に進めばいい。
すると課題は早く前に進みつつ、なるべく形通り、左右の足で交互に立つにはどうしたらよいか、に変わる。
すると摺り足の要領でやると良さそうなことに気づく。
これは三船十段が乱取り中にやっているステップに近くなってくる。
試しにEさんと右自然体で組み合って三船十段のステップで押し込むと、Eさん今度は大きく崩れたまま立て直せない。
これを片手でやれれば上手く行くはずと仮説が立った。

その後、何度も受けてもらったがなかなか上手くいかない。
難易度が上がっているので今は仕方がない。こちらが上達したらまた受けてもらうことにしよう。

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