雀鷹舎稽古)「足払浮舟」から生まれた新しい空気投げは内股の練習にも有効でした。

雀鷹舎稽古に久しぶりに参加できた。
まずは地球体操で体を解す。背骨を意識して動けるようになるとコントロールできる範囲が広がる。
重心の移動で体を動かすと楽な感触で移動できて心地よい。

四股立ちで股関節が引っかかる感じが消えない。
Wさんから「脛が真っすぐになっていない。」と指摘を受けるがどうなおせばよいかわからない。
裾を捲って鏡で確認してようやく感覚と動作のずれ気づけた。
あらためて脛を真っすぐにするとこれまで引っかかっていた股関節の違和感が消えた。
イメージ通り動けているか確認するのは重要です。

Wさんリクエストでローラーなしの立ちコロ?を床でやってみせる。
筋力よりコツでやっている感覚。腰が痛くならない姿勢を見つけてから立ちコロを練習するのが怖くなくなったし、とてもやりやすくなった。
ローラーなしの立ちコロはうつ伏せで足裏と掌のみ床に触れた状態でなるべく低くなるだけ。
私の場合、床の摩擦を使って張りで姿勢を保つので腕立てに比べると格段にきつくない。
Wさんから片手片足でとリクエストを受けて、対角線の手足を浮かしてみるがこれは筋力よりもバランスを取るのが難しい。

Wさんから追加のリクエストで肩車。
これは持ち上げられた人が自分が軽くなったかのように感じるのでわかりやすい。
この肩車の感覚で色々な技をやると軽く投げられるはずとは岡田さんの話。
全くその通りで車系の技は肩車の軽くなりそうなタイミングで技に入ると軽くなるのは以前確認した通り。

三船十段の肩車。私がやっているのは持つ足は違うがその3に近い。

その岡田さんには新しい空気投げを受けてもらった。
この空気投げは、サンボのZ脚で後ろ捨身をかける投げをヒントに剣術の形「足払浮舟」の体捌きによる小外刈を思いついて、その小外刈から足をかけない空気投げを思いついた。
岡田さんからは相手の釣り手をかいくぐって技に入れる理由について意見をいただけた。
この新しい空気投げの発想で内股を見直すと良いというアドバイスを聞いて、以前こちらの腰で相手の腰を捉えながら近づく投げが思い浮かぶ。
これに肩のラインが技の入りから終わりの位置に向かって直線で向かうように意識して入ると結果的に動き始めから相手をすれ違うように崩す形になり内股に入りやすくなった。
内股は入れる気がしなくてほとんど練習していなかったがこの崩しが効けば当然内股にも入れるようになるのでこれからは真面目に練習してみたいw
それにこの発想はあらゆる技を施す際に通じるものなので、打ち込みの精度を上げるのに役立つのは間違いない。

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